旅行(ホテル・レストラン)で強烈に効くラグジュアリーカード | LUXURY CARD FOR INTERNATIONAL TRAVELER

スポンサーリンク
TIAT LOUNGE2クレジットカード

海外旅行(ホテル、レストラン)での使用を前提としたLUXURY CARDのお得な使い方をはじめ、気付いたこと、体験できたことを紹介します。

長くなるので結論から書いておきますと、海外旅行をしない人はラグジュアリーカードを本当の意味で使いこなせません。

プチ豪華な旅が好きなら、この記事を読めばわかるようにラグジュアリーカードの年会費を上回るメリットがカンタンに得られます。

スポンサーリンク

高額な年会費のLUXURY CARDは、海外旅行で利用すると年会費以上にお得だった

ラグジュアリーカードとは、アメリカで本物の富裕層向けのプレミアクレジットカードとして10年前に産声をあげた金属製のプレミアカード。
2016年冬より日本や中国においても現地金融機関と提携して世界展開が始まった新しいカードです。

美しい券面 – 金属性の高品質なカード

TITANIUM CARD

TITANIUM CARD 初回モデル

一般的なクレジットカードとは異なり、その素材はプラスチックではなくメタル(金属)製。
カード券面も美しく、1枚あたり20分以上かけてレーザー加工で削りだすMASTERCARDの刻印は所有欲をそれなりに満たすアイテムです。

素材も贅沢に20g超の重厚感あふれるメタル素材。(AMEX PLATINUMは15g超)

ファッション雑誌、首都高、ターミナル駅、空港ディスプレイや飛行機の機内TVでオサレな広告を目にした方も多いのではないでしょうか。

年会費もラグジュアリー・・・


ラグジュアリーと名乗るだけあって、年会費は一番安いMASTERCARD TITANIUM CARD(ラグジュアリーカード)で5万円、MASTERCARD BLACK CARD(ラグジュアリーカード)で10万円と高額です。
インビテーションのみで発行されるMASTERCARD GOLD CARD(ラグジュアリーカード)に至っては24Kメッキが施されていることから、20万円以上となかなか躊躇する年会費だと思います。

けれども、最後発のプレミアカードだけあってAMEXやDINERSの弱点をよく研究しており、旅行関連のカード機能・特典はとても優秀。

高級ホテルでLUXURY CARDを利用して1泊するだけで、年会費分のメリットは十分享受できることが分かりましたので実体験を交えて解説します。

AMEXやDINERSのような致命的な弱点が無いプレミアカード

カード別の利用可能店舗数

今まで旅行関係の特典が強いクレジットカードといえば、AMERICAN EXPRESSとDINERS CLUBの独占状態でした。

しかしながら、AMEXやDINERSは世界レベルで見ると対応している加盟店が少なく、使いたい店で使えないというクレジットカードとしては致命的な弱点が存在しています。

そんなプレミアカードの中に、アメックス決済網やダイナース決済網の2倍近いお店で利用できるMASTERCARD決済網を利用可能なラグジュアリーカードが米国より参入してきました。

しかも、日本初のMASTERCARDの最上位クラスWORLD ELITEステータスを載せたカードとしての登場です。

まだあるMASTERCARD決済網のメリット

MASTERCARD決済網の優位な点は海外決済手数料の安さにも現れています。
全米と欧州の銀行間の決済システムから発達したMASTERCARD決済網は、AMEXやDINERSのように1社で構築したものではないため、その決済手数料はカードブランドの中で特に低く抑えられています。

AMEXやDINERSは海外決済手数料がVISAやMASTERCARDに比べて悪いことから、日本円換算時には1~2%以上も高くなることも珍しくありません。
海外利用手数料が1%も異なれば、100万円使えば1万円の差となりますので、年間決済額が大きい人ほど無視できないコストです。

例えば、レートの悪いAMEX/DINERSで500万円を使えば1%のレート差は5万円相当。
LUXURY CARD チタンの年会費相当分の5万円を、海外決済手数料という名目でAMEXに余分に払ったことになります……。(レート差が2%なら10万円!)

一方で、LUXURY CARDはMASTERCARD決済網を採用したことにより、AMEXやDINERSと比べてカードユーザー側に有利な為替レートとなり海外で利用する人ほどMASTERCARD決済網のメリットが効いてきます。

グローバル ラグジュアリーホテル優待

ラグジュアリーカードの旅行関連の特典の中で、特にベネフィットを感じるのがラグジュアリーホテル優待です。

例えばリッツカールトン、セントレジス、シャングリラホテルといった超高級ホテル。
エクスペディアでキャンセル不可300ドルのレートだった部屋が、ラグジュアリーカードなら特典てんこ盛りの状態で同額の300ドルで確保できました。

スポンサーリンク

ラグジュアリーホテル優待の価値


具体的なホテル優待の価値を整理してみます。

LUXURY CARD ホテル特典でST.REGISを手配した場合
特典詳細価値
館内クレジット USD 100飲食・SPAにつかえる100ドル分のホテルクレジット100ドル
フルブレックファスト滞在中は朝食2名分が無料80ドル(1人40ドル)
アップグレード空室状況に応じて良い部屋へ
スイートへのアップもあり
50ドル~
アーリーチェックイン部屋が空いていれば、早めのチェックインが可能1時間あたり12.5ドル
レイトチェックアウト繁忙期でなければ、14~16時頃のチェックアウトが可能1時間あたり12.5ドル
3泊目無料3連泊すると3泊目は無料300ドル~
キャンセル無料ホテル指定時刻までの連絡でキャンセルチャージなし
※前日または当日午後までというパターンが多い
プライスレス

仮に上記表で最低限の特典適用だったとしてシミュレーションすると、100ドル+80ドル+50ドル+2時間×12.5ドルで、255ドル相当の価値です。
(室料300ドルを24時間で割って、1時間あたり12.5ドルと試算)

同じ300ドルを支払って、エクスペディアのようなインターネット予約サイトを利用する場合の還元率は数%のポイント還元。
一方でラグジュアリーカードのホテル特典を利用した場合の還元率は最低でも80%超え!!

これがスイートルームにアップグレードされた場合は数百ドル相当の価値になりますので、その還元率は100%を超え200%以上というのも普通に起こり得るレベルです……。

更にホテル会員プログラムのポイントと宿泊実績は当たり前のように加算されるので、特典の二重三重取りも可能となっています。

たった1泊ですらこの状況ですので3連泊時の1泊無料が追加された場合は、ホテルはどうやって儲けをだすのか逆に心配になるくらいです。

最終的にExpediaのようなホテル予約サイトと同額の300ドルを支払い、300ドル以上のベネフィットを受けられることになりました。

安売り予約サイトよりお得なLUXURY CARD ホテル優待

このラグジュアリーホテル優待特典を知ってしまうと、世間で一般にお得だと認識されているExpediaやAgodaといったホテル予約サイトを利用するのがバカらしくなります。
高級5ッ星ホテルもラグジュアリカードの優待を活用することで、3ッ星ホテル以下のコストで利用できることに感じるものはないですか?

さらに補足するとMarriottプラチナエリート会員になるためには年間50泊が必要ですが、ラグジュアリーカード会員はMarriottプラチナエリート超えの上記特典がつく特別レート(=ほぼベストレート)を利用できます。
その結果、SPGとAMEXの公式提携カードより優遇されるという逆転現象さえ発生しています。

そして、シャングリ・ラ、マンダリンオリエンタル、ペニンシュラホテルといったアジア系超高級ホテルはMarriottやヒルトンのように簡単にホテル上級会員にはなれませんが、ラグジュアリーカードを通して予約すると、上級会員並みのメリットをワンタイムで利用できるようになります。

このことから、グローバルラグジュアリーホテル優待の価値はカンタンに理解できるかと思います。

スポンサーリンク

LUXURY CARDを利用した高級ホテルのアップグレード実績

実際にラグジュアリーカードで高級ホテルを予約した時のアップグレード結果です。

ST.REGIS KUALA LUMPUR


一番下の部屋から2ランクアップでプライベートSPAルーム付きのST.REGIS SUITEへアップグレード!

ST. REGIS DUBAI AL HABTOOR POLO RESORT & CLUB


下から二番目の部屋から2ランクアップのPOLO VIEW LADY ASTORS SUITEへアップグレード!

The Ritz-Carlton Jakarta, Mega Kuningan


激安スイートから、ホテル最高峰のリッツカールトンスイートへ奇跡の3ランクアップグレード!

Intercontinental でのアップグレード

ラグジュアリカードコンシェルジュを通さずに、IHG公式サイトから予約してクラブラウンジで普通にチェックイン。
デポジットでラグジュアリーカードを提示したところ、謎のスペシャルアップグレードが発生しました。
※後日確認したところ、Intercontinental AthensやIntercontinental Kuala lumpurはラグジュアリカードが公式に提供しているホテル優待の対象外とのことでした。謎の金属パワーでしょうか。

こんなお得な特典だけに、利用できるホテルは限られます

このラグジュアリーホテル優待特典が利用できるホテルは五ッ星以上のハイエンドホテル(リッツカールトン、パークハイアット、セントレジス、シャングリラ、コンラッド、マンダリンオリエンタル、フォーシーズンなど)に限られるため、そもそもの宿泊費は最低でもUSD300スタートのホテルが多いです。
シェラトン、ヒルトン、クラウンプラザといった4ッ星レベルのホテルだと、元から特典対象ホテルには入っていません。

“安いものをより安く”という考え方ではなく、”相応のモノ・サービスに相応の額を支払いプレミアムを上乗せして受け取る”という考え方で利用するものだと思います。

とはいっても、こういったプレミアム分を考えると、ラグジュアリーカードの年会費なんてスグに回収できますよね。

2019年4月より、帝国ホテル(東京)、ザ カハラホテル(ハワイ)、ハレクラニ(ハワイ)、ベラッジオ(ラスベガス)といった世界400件の一流ホテルが加盟するリーディング・ホテルズ・オブ・ザ・ワールドも優待対象に追加されました!
優待内容は朝食2名分無料、アップグレード、アーリチェックイン/レイトチェックアウト、ウェルカムアメニティの提供となっています。(1泊あたり約120ドル相当の価値でしょうか)
2019年5月にHYATTブランドが優待対象に追加になりスゴイことになっています!
これまで個別のハイアットホテルが独自に参加していたラグジュアリーホテル優待特典とは別で、ハイアットブランドとしての優待プログラムの提供となりHyatt Regency、Grand Hyatt、Park Hyatt、Andaz等が対象になります。
ラグジュアリーホテル優待特典と、HYATTの富裕層向け優待プログラムが重複して提供されている一部ホテルはラグジュアリーホテル優待特典とハイアット優待プログラムのうち有利な方を選べるという神対応です。
主な優待内容は朝食2名分無料、アップグレード、アーリチェックイン/レイトチェックアウト、USD50~100のホテルクレジット提供となっています。
スポンサーリンク

超秀逸なコンシェルジュサービス

続いて、ラグジュアリーカードを一度使うと手放せない!と多くのプレミアカードホルダーやアーリーアダプターに絶賛されたのがLUXURY CARD CONCIERGEという価値あるサービスです。

人件費の高そうなマルチリンガル対応のコンシェルジュを24時間365日利用できることから、海外旅行では本当に役立ちます。

これまであったプラチナカードのコンシェルジュサービスだと、JTB系やHIS系のトラベルデスク会社に丸投げでネットで調べたレベルの回答になりがちでした。
(某プラチナカードのコンシェルジュだとネットで調べられる範囲になりますが、、、と事前に断ってきます。正直なのはいいんだけど、品質としてどうなんだ…。)

このような低品質なコンシェルジュサービスが原因で、「コンシェルジュなんて不要!自分で調べたほうが早い!」との論調もよく見かけます。

確かにありふれた情報であれば、コンシェルジュを使うより自分で調べたほうが早いです。
一方で、普段接しない言語が使われている地域の情報は日本語の情報も乏しく、自力で調べるのは多くの人にって面倒で高いハードルではないでしょうか。

グローバルネットワークをもつラグジュアリーカードコンシェルジュは、こういった名ばかりコンシェルジュサービスとは一線を画す対応レベルで、海外旅行にまつわる言語のハードルを一気に引き下げる助けになっています。

クレジットカードのコンシェルジュサービスを重視する理由

今ではインターネットにどこからでもつながり便利になった反面、ネットでは見つけることの難しい情報も多くあります。
特にオフィシャルな内容や最新情報だと、外国語でしか情報が発信されておらず、よしんば英語で読めたとしても細部は本当に正しいのか不安が残った経験はないでしょうか。
(アフリカや中欧のマイナー空港で飛行機乗り継ぎ方法を検索しても、日本語の情報は皆無です。初めての土地であれば、空港にトランスファーデスクは設置されているか?トランジットビザはその場で発給されるのか?といった心配が尽きません)

これまでのプラチナカードでよくある旅行代理店への丸投げ系コンシェルジュだと日本人があまり行かない国では、現地デスクがないため対応不能ということで依頼案件を強制終了させられます。

ところがラグジュアリーカードコンシェルジュだと、現地デスクがなければ少なくとも現地と電話で出来る限りのコンタクトをとってくれますし、場合によっては代案を用意してきますので役立ち具合が段違いです。

こういった手厚いサポートがあることから、日本人があまり使わないような自由なルートで旅を楽しめるようになりました。

これが、旅好きな私が海外旅行のために高額な年会費のラグジュアリーカードを所持し、オススメする理由のひとつになっています。

旅行トラブル時にコンシェルジュに助けられた話

カードを取得してからの1年で、実際にこんなにコンシェルジュに助けられました。

ロンドンで突然の欠航。コンシェルジュと連携してヒルトンに無料宿泊!

欠航で大混雑のヒースロー空港

ロンドン到着後に濃霧のためBA便が全便欠航。
カウンターは大混雑で通路で横になる人も出る始末。
そんな中、ヒースロー空港から日本のコンシェルジュに電話して、ロンドンのパディントン駅から歩けるヒルトンを予約してもらう。

当然、カードの国際線遅延保険が適用され、ホテルまでの高速鉄道代と宿泊費は全額保険で賄われました。
コンシェルジュを使ってホテルを手配したので、ブリティッシュエアウェイズから欠航証明を取り寄せなくても保険申請ができました。

ちなみに、ラグジュアリーカードの海外旅行傷害保険は日本発行のクレジットカード付帯保険としては最高額の1億2千万円が付帯しています。
また24時間対応キャッシュレス医療サポート(海外緊急医療アシスタンス)も付帯しており隙がありません。

海外の病院は診療や入院といった医療サービスを受ける前に支払い能力を保証する現金等が必要です。
キャッシュレス医療サポートがあると保険会社が支払いを保証するため診察拒否等に遭わずに済みます。
旅行用クレジットカードで重視すべきポイントのひとつ。

エクスペディアで誤発券。海外のエアラインデスクとエクスペディアに掛け合ってもらい手数料無料で再発券!


出発前日にエクスペディアでカンタスの航空券をキャンセル不可料金で発券。
確認メールの段階になって氏名違いに気付きましたが、出発まで30時間を切っていたので本当に焦りました。

即座にエクスペディアに電話したけれども、GW直前ということもあり15分以上待ってもアナウンスだけが延々と流れサポートにつながらない事態に。

ダメ元で直接カンタスに交渉しようにも、日本のカスタマーサポートは夕方で営業終了。
航空券代全額をキャンセル料として失うことを覚悟した瞬間でした。

ふと、バイリンガルなラグジュアリーカードコンシェルジュに助けてもらうことを思い浮かびスグに連絡。
カンタスのオーストラリア本国の24時間サポート(英語)に電話してもらい、航空券の氏名間違いを訂正できるかの確認をお願いしました。

しばし待っていると、コンシェルジュからの折り返し電話がありました。
カンタス側での氏名変更は発券ルール上できないことを伝えられましたが、「このままエクスペディアの担当者と発券キャンセルについて三者通話でお繋ぎできます」と言われ、無料キャンセルに向けての三者通話がセッティングされていました。

無事三者通話で、無料キャンセルできた上に、航空券を正しい氏名で発券し直すこともできました。

このあまりの手回しのよさに本物のコンシェルジュの力量に衝撃というか、ただただ感動です。
こちらから依頼したカンタスへの問い合わせだけでなく、本当のニーズを理解してエクスペディア側にまでコンタクトをとってくれたコンシェルジュのナイスプレーに救われた形です。

まさに期待を上回る仕事だと思いますし、こんな有能な仕事を見せ付けられると、ラグジュアリーカードコンシェルジュの大ファンになってしまいます。

スポンサーリンク

コンシェルジュへの相談はメールでOK!

他社のプレミアカードでは、相談は電話のみだとか、メールは回答に限るといった制限のあるコンシェルジュサービスが多い中で、この双方向でメールOKというメリットは計り知れません。

例えば、時差が発生する地域を旅行する時は、コンタクト手段が電話に限られないことはとても重要です。
海外では着信した側にも高額なローミング電話代が発生しますし、フライト中に電話をかけられても出られません。

特にトラベル関係で利用していると、海外の聞き慣れない名前や地名を電話で聞いてメモするというのは間違いの元なので、メールで情報を残しておける点はとても便利です。

メールで依頼してから24時間以内には何らかの回答が届きます。

ちなみに、ラグジュアリーカード(ブラックカード、ゴールドカード)であれば24時間チャット対応サービスまで用意されています。

コンシェルジュを活用した旅

忙しくて予定が固められなかったり、無計画な旅行になればなるほど365日24時間対応のコンシェルジュが役立ちます。

高級レストランでアレンジメニューを依頼

年末年始の休暇中にポルトガルへ一人旅。
通常2人分から提供のシーフードディナーを、お一人様用のディナーに仕立ててもらいました。
しかも年末年始でポルトガルのレストランが休暇に入り始めた時期も関わらずにこの対応です。
ますますラグジュアリーカードコンシェルジュのファンになりました。

カンガルーを食べたい!と出発当日にメールで依頼。メルボルンで一番に輝いたカンガルー料理店を予約してもらう


出発当日、ラグジュアリーカードコンシェルジュに「カンガルーを食べたい!」と予算と宿泊ホテルの近くという条件をいれてメールで伝える。
提案されたのは、メルボルンのカンガルーステーキで1番になったという、ステーキレストラン「GRILL STEAK SEAFOOD」というお店でした。

飛行機に乗っている最中は電話なんてできないので、メールでやりとりできるのは非常に助かります。
(最近は機内WiFiが使えるのでメールでやりとりできるのは大きなメリット)

別切り航空券のトランジットビザの扱いをコンシェルジュに調べてもらう

COLOMBO AIRPORT
スリランカを中継地に、別々の会社の航空チケットを組み合わせてのルートを自作。
ただし、スリランカのコロンボ空港の乗り継ぎルールが不明で入国する必要があるのかどうかをネットで調べても情報が皆無。
コンシェルジュに調べてもらうと、エアラインはもちろん、スリランカ大使館にまで連絡して正確な情報を提供してもらえました。

情報が乏しいマイナーな国であればある程、こういったコンシェルジュのサポートが助かりますね。

スポンサーリンク

LUXURY CARDのVIPトラベル特典比較

これまで説明したホテル優待特典とコンシェルジュだけでも大満足なラグジュアリーカードですが、その他の特典もチェックしてみましょう。

海外旅行関連の特典はBLACK CARDとTITANIUM CARDで、カードグレードによる差は殆どありません。
エアラインの上級会員資格を持っている場合はチタンカードでも事足りると思います。

海外旅行関連特典の比較

下表の赤字がカード種別で異なる特典です。
ハワイアン航空上級会員資格の有無と還元率の差です。

往復国際線手荷物宅配(1回3個まで)、PriorityPASSによる海外ラウンジの利用、海外ATM手数料無料かつ金利12%の超優遇レートによる海外キャッシング機能はどのカードグレードでも差異なく利用できます。

BLACKTITANIUM備考
年会費10万円5万円すべて税別
ポイント還元1.25%1%期間限定で、誕生月は利用額の+0.5%分のポイント付与(実質1.75%~1.5%)のキャンペーンあり
ハワイン航空
上級会員資格

Pualani Gold
×
付帯なし
座席アップグレード、マイルボーナス50%
詳細はハワイアン航空のページで。
VIPホテル優待マンダリンオリエンタル、ペニンシュラ、コンラッド、セントレジス、パークハイアットなど
プライオリティパス国際空港のラウンジ利用が回数無制限のプレステージ会員資格(USD399相当)
無料の国際線手荷物宅配片道最大3個、往復で6個可能
※家族カード併用で片道6個以上可能
旅行傷害保険国内発行カード最高額の海外1.2億円、国内1億円の旅行保険
グローバルコンシェルジュメール対応、24hr/365daysのコンシェルジュサービス
※ブラックカード会員はチャット対応可
グローバルダイニング世界約18カ国、400件以上のレストランで優待
海外キャッシング金利12%固定、海外ATM手数料無料

ポイントは1P=5円でキャッシュバック可能。
誕生月は利用額の+0.5%が特別ポイントとしてバックされるので、BLACK CARDは1.75%の還元、TITANIUM CARDは1.5%還元になります。

ポイントをマイルへ交換する場合は、1P:3マイルのレートです。
カードデビュー当時の交換先はJALとANAだけでしたが2018年6月にハワイアン航空が追加、2018年10月にユナイテッド航空が追加になりました。

米国発のカードだけあって、ハワイアンやユナイテッドといった米国系企業とパイプがあるんでしょうね。

無料の国際線手荷物宅配

年会費の高いプレミアカードには、国際線搭乗時に無料でスーツケース等の手荷物を自宅から空港まで送る(または空港から自宅へ送る)サービスがあります。
年会費2~7万円程度のプラチナカードでは片道もしくは往復1個ずつというところが殆どですが、ラグジュアリーカードは往復でそれぞれ3個ずつ利用可能です。

カード名称自宅→空港空港→自宅
ラグジュアリーカード3個まで3個まで
ダイナースクラブカード×1個だけ
アメリカン・エキスプレス・ゴールド1個だけ1個だけ
Marriott Bonvoy アメリカン・エキスプレス
ヒルトン・オナーズ アメリカン・エキスプレス
ANAアメリカン・エキスプレス
デルタ・アメリカン・エキスプレス
×1個だけ
セゾン・プラチナ・アメリカン・エキスプレス1個だけ1個だけ
MUFGカード・プラチナ・アメリカン・エキスプレス1個だけ1個だけ

東京都内から羽田や成田へ送った場合の通常料金は片道2,380円で、一番離れた沖縄からですと片道4,310円もします。
国際線手荷物宅配サービスを申し込むと、これが全て無料になります。(最大4,310円×3個が無料に!)

復路の空港から荷物を送る場合は、自宅と実家等で住居を複数持っていれば別住所にそれぞれ荷物を送ることも可能です。(1個は東京の実家、残り2個は自宅のある北海道に送るといった使い方も可能)

Priority PassとLUXURY CARDネットワークの2本立て空港ラウンジ利用権


空港ラウンジの利用権もラグジュアリーカードとプライオリティパスの2本立てでカバーされています。

日本国内のラウンジの利用

日本国内の空港ラウンジは、国内線でも国際線でもグジュアリーカードのネットワークでカバーされています。
日本国内のラウンジは+1名までの同伴者も無料で利用可能。

特筆すべきは、ANA等のエアライン上級資格でも利用できない羽田空港第2ターミナルのPOWER LOUNGE PREMIUMがラグジュアリーカード所有者向けに用意されている点です。

羽田からの国際線利用者にとって、他のプラチナカードでよくあるSKY LOUNGE(ソフトドリンクのみを提供するカードラウンジ)ではなく、ANAが利用する第2ターミナルのPOWER LOUNGE PREMIUM(ビュッフェやアルコール、シャワー等を無料提供する上級ラウンジ)や第3ターミナルのTIAT LOUNGE(ビュッフェやアルコール、シャワー等を無料提供する上級ラウンジ)が利用できるのは大きなメリットではないでしょうか。

※2022年頃よりTIATラウンジはプライオリティパスでもカバーされるようになりました。

Priority Passsによる海外ラウンジの利用

一方海外空港では、プライオリティパスによるネットワークで海外1,200箇所以上のラウンジをカバー。
無料利用の対象は本人のみで、同伴者利用は追加料金(USD27/人)が発生します。
Luxury CardのプライオリティパスはPriorityPass社の直発行のため、スマホ用のデジタル会員証アプリを使えばプライオリティパスカードがなくてもアプリのQRコード提示して利用できます。

優秀な海外キャッシングレート

空港で現金両替するレートより、クレジットカードを利用した海外キャッシングのレートの方が何倍もトクなのは海外渡航経験者にとっては半ば常識です。
そんなカードキャッシングの中で、特に条件が良いのがラグジュアリーカードの海外キャッシング機能です。

カード名称金利(年率)海外ATM
手数料/使用料
ラグジュアリーカード12.00%固定無料/無料
ダイナースクラブカード15.00%~20.00%徴収/一部徴収
アメリカン・エキスプレス・ゴールドカード機能なし機能なし
Marriott Bonvoy アメリカン・エキスプレス
ヒルトン・オナーズ アメリカン・エキスプレス
ANAアメリカン・エキスプレス
デルタ・アメリカン・エキスプレス
機能なし機能なし
セゾン・プラチナ・アメリカン・エキスプレス12.00%~18.00%徴収/徴収
MUFGカード・プラチナ・アメリカン・エキスプレス14.95%~17.95%無料/無料

※海外キャッシングのお得さは、金利、海外ATM手数料、ATM使用料の有無、為替レートの4つで比較します。
※現金両替するよりはマシですが、AMEXとDINERSに関してはそもそもの為替レートが悪いため、金利を+1%で考えておくと請求書が届いたときに驚きません。

海外キャッシング利用時に金利以外に発生するコストとして、現地金融機関が徴収するATM使用料(数ドル程度)とカード会社が徴収する海外ATM使用料(108~216円)があります。
手数料と使用料の徴収はカード発行会社によって対応が異なります。(ラグジュアリーカードはどちらも無料)

まず、ラグジュアリーカードは、そもそもVISAやAMEXと比べてお得なMASTERCARDの為替レートが適用されます。
為替レートがお得な順にMASTERCARD、VISA≒JCB、AMEX、DINERSと言われています。

次に、一般的なカードだと都度発生する海外ATM手数料が完全無料という数少ないカードです。
これにより手数料を節約するために高額の現金を一度に引き出すリスクを負わずとも、手持ち現金が少なくなってきたら都度都度補充するという使い方が気軽にできます。

最後に、プレミアカードの中では年率12%固定(強制1回払いのため月利1%)と業界最低水準の金利です。

10万円分の海外通貨を手に入れるための調達コスト比較

仮にラグジュアリーカードで10万円を海外キャッシングで利用したとすると、翌月1回払いとなるため、10万円×12%÷365日×30日=986円の金利です。
カード裏面のフリーダイヤルに電話すれば、帰国してすぐの繰り上げ返済も可能でしたので、10万円×12%÷365日×5日=164円の金利となりました。

一方で、10万円を成田や羽田空港で現金両替した場合の手数料は、100円につき2~5%なので、両替手数料は2,000~5,000円となります。

こう見比べてみると、現金両替は海外ATMキャッシングの12倍以上の手数料が発生するのに、並んでまで空港で両替している人達を見ると複雑な気持ちになります。
(ATMだと小額紙幣は出てこないので空港での現金両替もチップ用の1ドル紙幣を手に入れるためには有用ですが、何万円も両替する人は…。)

日本国内サービスの特典比較

国内で利用できる特典について、差異が発生するものについてはこの表でまとめました。
レストラン関係の優待が必要かどうかで持つべきカードが直ぐ決まりますね。

BLACKTITANIUM備考
Luxury Limousine×日本を代表する予約困難な名店や厳選したレストランを特別プランで予約。送迎はリムジンサービス
Luxury Social Hour×都内のラグジュアリーホテルで開催される会員限定のワインテイスティングイベント参加権
Luxury Lounge Hour(カフェ・バー優待)全日平日のみ高級ホテルや有名カフェのドリンク2杯+スナックを2,000円前後で利用可能
国立美術館国立美術館の入館料2名まで無料
国立新美術館×金曜日限定で国立新美術館の入館料2名まで無料
TOHO/イオンシネマ無料チケット月2回月1回1回目をLuxuryCardで支払うと無料の映画鑑賞チケットが貰える(2回目以降は実質無料)

その他にMASTERCARDのWORLD ELITEステータス搭載カード向けの特典として「ダイニング by 招待日和」も利用可能です。
特典内容は、全国有名レストラン約200店舗に2名以上で予約すると、1名分のコース代金が無料になります。

ラウンジアワー – LUXURY Lounge Hour

街中で意外と使えるのがラウンジアワーです。

スタバの変わりにホテルラウンジを使えるなんて、他所では中々ない特典です。

 

 

電子マネーの対応状況

ラグジュアリーカードはiPhoneで利用できるApple Payと、Androidで利用できるQUICPayにそれぞれ対応しています。
1ヶ月の支払総額に対してポイントが付与されるので、コンビニや自販機での小額利用分もポイント付与の対象になります。

LUXURY CARD 利用限度額の増枠対応(減枠対応)

増枠についてカードデスクに確認したところ、増枠の対応は半年以上の支払い実績が必要とのことでした。(カード会社によくある6ヶ月ルール)

ショッピング枠500万円までなら、アプリやネットのLuxury Card Onlineで増枠申請すると3営業日くらいで増枠されます。
ネット上で選択できない510万円以上は電話による申請が必要です。

裏技として支払期日前の利用明細に金額があがった時点でカード利用料金を振り込んでしまい、利用可能枠を無理やりあけるといった方法もあります。

一時増枠については、一時増枠分の返済前に追加で一時増枠するといった対応はできないと言われてしまったので最初に余裕をもった一時増枠を申請しましょう。

ちなみに、減枠に関しては6ヶ月ルールはなく電話やネット上でいつでも申請可能です。

2020年11月に事前入金サービス(Predeposite)がリリースされました!!
買い物前に現金を振り込みしておくことで、最大9,999万円までカード払いが可能です。
例えば、カード利用可能枠500万円の場合、2,000万円を事前に振り込んでおくことで2,000万円まで利用可能枠が一時的に拡大します。裏技と異なり利用明細に上がる前に利用可能枠を拡大できるので便利ですね!(事前入金分に対しても通常通りポイントが付与されます)

LUXURY CARD会員限定プロモーション

名店の貸切ディナーや、限定ビール、限定ティー、限定スイーツなどカード会員を飽きさせないように、国内特典はちょくちょく入れ替わっています。

個人的にとても良かったのは、UBERによるハイヤー利用で10,000円割引きですね。

深夜の羽田空港からアルファードの送迎で、1,000円ちょっとで帰宅できました。

ラグジュアリカードまとめ

カード基本機能として為替レートがお得で、加盟店数が世界一のMASTERCARD決済網を使える点で海外旅行中はともて重宝します。
カード付帯の海外傷害保険も日本発行カードで最高額の1.2億円が付帯しています。

特に旅行関係の優待が充実しており、高級ホテル優待、空港ラウンジ利用権、メール対応の便利なコンシェルジュは旅先での体験を上質にしてくれたと実感しています。

MASTERCARD TITANIUM CARD(ラグジュアリーカード)は年会費5万円で、それ以上の価値を発揮するパフォーマンスが得られるため旅好きなら是非抑えておきたいカードです。

こういったプレミアカードは審査が厳しいと思われがちですが、外資系独自の謎基準審査がありますので突撃すればなんとかなるような気がします。

個人的な経験で言えばプロパーAMEXグリーンも学生時代に余裕で発行されましたし、何より申し込むのはタダです。
申し込むか悩むことに時間を使うよりはさっさと申し込んで取得した方が、人生を楽しめる時間が増えると思います。

ラグジュアリーカードは発行までに2週間程度かかるので、旅行直前だと発行が間に合わず折角の機会を無駄にしてしまいます。
昨今のカード業界の改悪の流れを考えるに、こんなオトクな特典がいつまでも続くわけないと思いますし、機を見て敏ですよ!

寄稿記事 ラグジュアリカード申し込み体験記

コメント

スポンサーリンク
タイトルとURLをコピーしました