奇跡のアップグレードが待っていた!リッツカールトン ジャカルタ 宿泊記
今年の年末年始は、ホテル代の安い東南アジアに飛んで過ごそうと画策。
贅沢してクラブルームなんてのもいいなぁなんて思いながら高級ホテルに強烈なコネをもつLUXURY CARDコンシェルジュに連絡。
リッツカールトンのLUXURY CARD向けレートを聞いてみると、なんとGrand Club(36平米)とMayfair Suite(110平米)が同料金!!
しかも円換算でも税金込み1泊21,000円くらいという強烈な価格。
LUXURY CARD特典でさらにアーリチェックイン、レイトチェックアウト、部屋のアップグレード、朝食2名分、100ドル分のSPAや飲食に使えるホテルクレジットがついてきます。
もろもろのバリューを考えると、実質1,000円くらいでリッツカールトンに泊まれていることになりませんかね・・・。おトクすぎて心配になる。
すかさず、このエラー料金?でメイフェアスイートを手配してもらいました。
上級会員でなくても、高級ホテルのVIP優待をゲットできるプレミアムなクレジットカード。いつもと同じ予算で、何倍もおトクで記憶に残る旅が実現できています。
いろいろあったチェックイン
高級ホテルということで、ライドシェアアプリのGrabではなくブルーバードタクシーをアプリで呼んで乗り付けてみました。
・・・が、降車時にアプリからクレジットカード払いをしようとしても通信不具合で決済できなくて焦る!
滞在中はキャッシュレスで済ませる気まんまんで、現地通貨インドネシアルピアに両替せずに入国しており手持ちは日本円と米ドルのみ。
米ドルで支払えるか聞いてみて、端数切り上げでIDR 10,000=USD1にざっくり換算して払ったら運転手さんは嬉しそうでした。
ロビーから、このラグジュアリー感。
チェックイン開始時間は15時からですが、楽しみすぎて昼過ぎに到着していました。
とりあえず、チェックインできるか聞いてみます。
初リッツに緊張しながらのチェックイン
チェックインできますか。
ようこそリッツカールトンへ!
クラブラウンジにご案内いたします。
クラブラウンジアクセス付きのスイートを予約していたので、26階のクラブラウンジへ案内されました。
ラウンジへ向かうまでの間は、「ジャカルタには今日のフライトで着いたのか、疲れていませんか?」、「このホテルは初めてなのか」等々を世間話風に聞かれました。
これが噂のスモールトークから、気の利いたおもてなしをするための情報収集戦術ですね。
事前知識が無かったら、さりげなさすぎて気付けない巧みさです。
究極のホスピタリティ!? 40分も待っています・・・
クラブラウンジでのチェックインとなりましたが、部屋の用意ができてないとのこと。
正直、期待ハズレ・・・
部屋の用意ができ次第キーをお持ちします。
ラウンジでお茶でもどうぞ。
ジャスミンティーを飲みながらKindleを読んでいましたが、それ以上のケアもなく40分放置。
リッツカールトンといえば、顧客の期待を上回る、サービスを超える感動を生み出す究極のホスピタリティなんて評されていますが・・・。
どこに感動すればいいの・・・?
音沙汰がなさ過ぎて、ラウンジコンシェルジュのところへ。
チェックイン出来るのは何時ごろになるか、教えてもらえますか。
(時間かかるようならショッピングに出かけたい)
アップグレードできるお部屋が空いておらず・・・。
よければランチでもいかがですか?
ルームサービスメニューからお好きなものをお選びください。
クラブラウンジでルームサービスという特別感
ルームサービスメニューから好きなものを選んで良いとのことでした。
でました。これが、リッツの期待を超えるサービスですね!
この時点で、NPS0から10に極振れです。チョロくてスミマセン。
一泊2万円程度の宿泊費しか払ってないくせに、100ドルのステーキを頼むの気が引けるので、お手ごろなローカルフードにしておきました。
こういったサプライズを受けた場合には、ホテル内の飲食やSPAを積極的に使って優良顧客として記録されるように努めましょう。そうすれば次の宿泊でもいいことあるかもしれません。
(2回目があるなら、貰うだけの貧客とホテルを楽しんでいる賓客のどちらを優遇するんだって話です)
やっとキーをもらえた
料理もなかなか出てこず、更に20分くらい待たされていたところやっとキーが到着。
Nさん大変お待たせしました。
荷物は後ほど部屋へお運びします。
コンプメシのおかげでイラつきはありませんけど、すぐにチェックインできないのはなんだかなぁ。
↑正規のチェックイン時間は15時です。
到着2日前に予約いれたのが悪かったのか、アーリーチェックインオプションを信じて昼頃にきたのが悪かったのか・・・。
↑正規のチェックイン時間は15時にも関わらず13時すぎにはチェッインできてます。(しかも、タダメシを提供されてる)
コンプメシとして、ローカルフードのナシゴレンとバクソを頼んでみました。(2つでIDR400,000くらい)
バクソはスープみたいなものだと説明されたので値段的に小さめサイズかと思ったら、メイン級の量できてしまった。
こんなに食べられないです・・・。
5回のフードプレゼンテーションのある、リッツカールトンクラブラウンジの詳細はこちら
強烈なアップグレードを受けたことを思い知らされる
用意された部屋は、26階のクラブラウンジから内廊下で繋がった25階!
ラウンジと部屋が直結だなんてこれまた特別感。
部屋に向かうのが本当に楽しかった!
ワクワクしながら向かっております
ふむふむ。
2518は右側ね。
実は2つあるプレートの上側を初見時は見落としており、やばい部屋であることに気付いてなかった。
ザ・リッツカールトン・スイート
やっぱスイートルームは角部屋だよね
元の予約が110平米のメイフェアスイートなのでアップグレードされるのは、エグゼクティブスイート(170平米)だと思い込んでいました。
まぁ、スイートっぽい作りですな。
スイート宿泊歴10回以上の自分は、このくらいじゃ驚かないで!
間違いなのか、セキュリティ上の理由なのか部屋の間取りは脱出案内図と完全に異なる。
(これ公開して大丈夫なのか・・・?)
異常な広さにビビる
リビングへ。
一人旅に、この広さ・・・。
リビングからの眺めは高層ビル群
でも、足元は開発が停まった後の廃屋ビュー。
ん?
明らかに170平米以上あるような??
後でサイトをチェックしたら、このリッツカールトンスイートは250平米ありました。(一泊100万円近い)
荷物はクラブラウンジのコンシェルジュが直々に運んできてくれました。
チップを10ドル渡して、スーパーアップグレードの謝意を伝える。
こんな広い部屋にアップグレード調整をしてくれてありがとう!
とても驚きました!
ネシアなのに、なかなかチップを受け取らないのでさらにビックリ。さすがリッツやで!
室内にラウンジがある!
さらに向こうにも何か見える。
・・・ポカーン
ダイニング
奥にはダイニングテーブルがありました。
広すぎる・・・。
こちら側の眺めはプールビューでした。
コネクティングになっているので、さらに拡張できるようです。
随行員用?
小部屋を発見!
ミニキッチンが付いていました。
・・・見なきゃよかった
リッツカールトンでも完璧ではないんですね。
再びリビングへ
もてあます広さとはこのこと。
奥にも部屋があるようなので入ってみます。
リビングに独立したお手洗い。
安心の日本製ですね!
RITZ-CARLTON HONOR BARをチェック
100%インドネシア製の高級チョコ、KRAKAKOAがありました。
現地のスーパーでも1個400円くらいとインドネシアらしからぬ価格。
個人的には日本のデパ地下で400円のチョコを買った方が幸せになれると思います。
ベッドルーム
キングサイズのベッドがどーんとありました。
ベッドテーブルには照明のコントローラーや、電動カーテンのスイッチも。
日本のプラグがそのままささるユニバーサルコンセントに、スマホも充電できるUSBポートも完備しており隙がありません。
ベッドルームにはビューバスになるバスルームが設置されていました。
ジェットバス付きのバスルーム
先ほどのキッチンの汚れを見て、潔癖症を発症してしまい結局使わず。
なぜならジェットバスのポンプをちゃんとメンテしてなさそう・・・
バスルーム手前のパウダールーム
大理石にダブルベイスンとスイートの基本を抑えてありますね。
ビューバスになるつくりはいけてる。
バスアメニティ
バスアメニティ類は英国のAspreyのものでイイネと思ったものの・・・
開封されたものや、使い終わったゴミが混ざっていました。
リッツカールトンスイートを名乗りながら、部屋のメンテがずさんすぎる。
一泊2万円の部屋が、100万円相当の部屋に化けたのでブーブー文句言うのもなんだかなぁと思い黙ってました。
こちらはWashletの最上位機種が!
ドームシャワー
シャワールームは最高にイケていました。
ドーム状になっており、レインシャワー、ボディシャワー、ハンドシャワーとすべて揃っています。
SPAルームか!
ターンダウン
ナイトテーブルに水すらない・・・。
飲み物が欲しければ、バトラーを呼べということ?
おやすみのチョコレートは、インドネシア産のものでした。
布製のランドリーバッグが高級ホテルらしいですね。
リゾートプール、ガーデン、フィットネスセンター
プールへのアクセスはSPAと同じ5階から。
プールへ続くガーデンには、フルーツやハーブ類が植えられていました。
これらのハーブ類はリッツカールトンSPAで利用しているのだとか。
おおお。噴水!
庭好きとしては嬉しい。
高層ビルに囲まれながらも、ガーデンが設置されているのでリゾート感もしっかりでています。
プールサイドで休んだり
カバナでごろ寝したり!
夜間はライフセーバー不在となりますが、入水時間に制限はなく自己責任で24時間使えます。
カバナは、夜の方が人気でした。
リゾート設備も充実!
リゾートホテルを目指しているのか、プールサイドにはお子様向けのブランコ等もありました。
フィットネスルームというより、フィットネスセンターという規模。
卓球台やダーツもありました。
サウナ設備
フィットネスセンターやプールへのアクセスは、ガーデン経由ではなくSPA側からもアクセスできます。
更衣室完備なので、部屋からバスローブに包まれて向かう必要はありません。
リラックスルームもあります。
バス・サウナ設備
ジャグジーの奥にはサウナ室があります。
温泉をぶくぶくさせてみました。
リッツカールトンで遊ぶ
奇跡のアップグレードを受けたので、ホテル内の設備をいろいろ利用してみました
ARIA RESTAURANT
ホテルのメインダイニングにあたるAria RESTAURANTへ。
朝昼晩のバフェがメインですがアラカルトメニューも有ります。
14時すぎの中途半端な時間にやってきました。
ランチバフェは片付けられた後で客も殆どいない。
アラカルトメニューからミーゴレン IDR2,100,000を発注。
辛いの苦手なので、ノンスパイシーでお願いします!
麺を頼んだのに、この炭水化物攻撃・・・
パン類は好きじゃないので、全く手を付けずディスプレイ状態(もったいない)
注文通り辛くないミーゴレンが到着。
やはりナシゴレンの方が好きです。
お酒を飲めないのにBARへ行ってみる
チェックイン時にドリンク券をもらったので、ホテルの地下にあるOZONEというカラオケバーへ。
年末年始なのにこの寂れ具合。
・・・大丈夫か?
店員5名に客1人で気まずい状況の中、アルコールからソフトドリンクに変更できなか聞いても、ビールにしか交換できないと言われる。
しぶしぶビールを発注。
1口のんで無理しないことに決めて退去!
ギフトショップ
ホテルグッズを購入するのが旅の楽しみなのでワクワクしながら入店。
リッツカールトングッズは、変な色味のポロシャツとクマのぬいぐるみ程度で惹かれるものが無い・・・
ティーカップとかそういうのが欲しかった!
リッツカールトンSPAを体験!
ULTIMATE YOUTHFUL FOR HIMを発注
75分でIDR1,249,000(1万円ちょっとくらい)
ホテルSPAが1万円ちょっとだなんて、日本の半額以下です。
足浴からはじまり
ペボニアボタニカで丁寧に施術される。
施術後はフルーツとジンジャーティーでゆっくり。
楽しいチェックアウト
素敵な滞在ができました。
チェックアウトお願いします。
部屋に忘れ物はありませんか?
もし忘れていたら次回までキープしておきますね!
ははは。何度もチェックしたので大丈夫です。
その時は、またきます!
と言いながらも、充電ケーブルを忘れてきたっぽいので次回泊まった時に本当に戻ってくるのか楽しみです。
リッツカールトンジャカルタのいいところ
・プールが大きい
・クラブラウンジでは5回のフードプレゼンテーションあり!
・近隣のショッピングモールまでは、片道ドロップオフのみ無料!
なにより、スイートに2万円程度で泊まれる世界一安いリッツカールトンという点です!
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