セントレジス ドバイ アルハブトゥール ポロリゾートクラブは、2017年3月にドバイで二軒目のセントレジスとしてオープンしたばかり。
開業から1年も経ていない新しいホテルです。
ワールドクラスの馬場を備えた広大な敷地に対して、客室数はたったの151(ゲストルーム96室、スイート30室、ヴィラ25軒)とまさにプライベートラグジュアリー。
アラブの影響を受けたスペイン宮殿風プロパティはとても豪華でワクワクした滞在ができました。(メンテは……。)
ST. REGIS DUBAI AL HABTOOR POLO RESORT & CLUBへのアクセス
セントレジス ドバイ アルハブトゥール ポロリゾートは郊外にあり、周りには何もないためドバイメトロやバスといった公共交通機関でのアクセスは不可能です。
車で敷地内に入るには、検問があり車体やトランクを調べておりセキュリティも厳重。
セントレジス ドバイ アルハブトゥールへはUBERが便利
ドバイのUBERはハイヤーが担っており、一番安いレートでもほぼLEXUS ESが配車されます。タクシーとの差も1割もありません。
このホテルはタクシープールなどないので、UBERで配車予約しておくと便利です。
何よりUBERはクレジットカードで前払いできるので、現地通貨を用意する必要も無くスマートに利用できます。
ホテルからドバイアウトレットまで15分くらいでAED37、ドバイ国際空港までは30分くらいでAED95でした。
チェックイン
ロビーはクリスマス装飾されHappy New Yearの雰囲気が残っています
場所柄あまり人もおらず寂れたとても落ちついた雰囲気。
チェックインはロビーで出迎えてくれたマネージャーさんがそのまま担当してくれました。
LUXURY CARDを通して予約をいれていたので、LUXURY CARD特典のリゾートクレジットやレイトアウト等の説明を受けます。
有料で乗馬の予約もできるようです。
![St.Regisさん](https://tabifile.com/wp-content/uploads/stregis.jpg)
アップグレードしたお部屋の準備ができるまで、お茶をご用意します
チェックインまではEQUESTRIAN LOUNGEでティータイム
残念ながら即座のアーリーチェックインは出来ず、エクストリアンラウンジへ案内されました。
早速、馬アピールがきました!!
オブジェが半馬身なのはエクストリアンだけに、鞍の位置がソファということなんでしょうか。
部屋が用意されるまでラウンジで1時間ほどお茶をしていました。
選んだお茶はEmirates Breakfastという少し濃い目のお茶。ミルクたっぷりでもおいしい。
テラスへ出て辺りを見回すと、一泊AED3,400(約10万円)からのヴィラが馬場を囲んでいます。
ヴィラにはプライベートプールが付属しているとか。
いつか泊まってみたいですね!
このレベルの広場や芝を日常では見ないので緑色が眩しい。
が、楽しみにしていた馬は一頭も見当たりません…。
ラウンジに戻って現地新聞を読んでいると、白人の金髪美人バトラーがやってきました。
バトラーさんによる館内ツアーが始まりました。
![St.Regisさん](https://tabifile.com/wp-content/uploads/stregis.jpg)
お部屋へご案内いたします。朝食はこの奥のレストランで10時までです。
回廊にシャンデリア。宮殿そのものというゴージャスさ。最高かよ!
ついでにエレベータの中も金色でピカピカしていました。
滞在中は他のゲストにあまり会わなかったので、プライベート感がありとても贅沢。
LADY ASTORS SUITE – レディアスタースイート
当初予約していたデラックスポロビュールームから2段階アップグレードされたのは、レディアスタースイート。
DELUXE ROOM(34-37㎡)→DELUX POLO VIEW ROON(34-37㎡)→ST. REGIS SUITE(65-70㎡)→LADY ASTORS SUITE(65-70㎡)→VILLA … →ROYAL SUITE
2アップグレードで、広さが約2倍になりました。
前回もセントレジススイートになったし、LUXRY CARDのVIPホテル優待のすごさよ。
室内にはメッセージカードとアラビアンスイーツが置かれていました。
コンプの水は部屋中に置かれていて不足することは無いと思います。(5~6本くらいあった)
お部屋の中でも馬アピール。
スイートといいつつ、100平米ないのでコンパクトに感じます。
ベッドルーム
ベッドルームでも馬アピール。
プラグ
リビング部を含めてユニバーサルプラグでしたが、ベッド周りはさらにUSB差込口もついていました。
スマホやデジカメの充電も変換機要らずで、USBケーブルだけで完了してスマート!
ベランダ
リビングからもベッドルームからもベランダへ出られます。
ベランダにはソファがたくさん配置されていてリゾート感抜群!
翌日には遠目にですが、やっと馬を見られました!
しばらく見ていましたが、ホテル側には寄ってきませんでした。
バスルーム
スイートルームなので当然ダブルシンク。
バスアメニティ類はセントレジスでお馴染みのREMEDEのものでした。
スリッパやバスローブはベッド側のクローゼットにありました。
洗い場とバスタブは独立したつくり。
さすがにバスルームの中までは、馬の影は見当たりませんでした。
高層ホテルではないので、あえての窓なし設計だと思いますが、ふんだんな大理石と金の装飾で窓なしこそが正解だと感じます。
水周りのトラブルxトラブル
完璧に思えたバスルームですが、イスラムトイレのホースから水漏れしておりスリッパがびしょぬれに!
リビング側のトイレも水が止まらなくなり水周りのトラブルが1日に2回も発生。
おまけにカードキーは毎日つかえなくなり1日1度は再発行。
オープンから1年経ってないのにどうなってんだ。。
ホテル内を散策
ライブラリ
遊戯室はライブラリを兼ねているようでした。
ここでセントレジス名物?のトランク型の家具を発見。
ST. REGIS POLO BAR、ATM
BARにあがるエレベータはお酒が禁止されているイスラム国家らしくひっそりと設置。
クレジットカード対応のATMも設置されていましたので現地通貨の調達もこちらで可能です。
MASWAR COURTYARD
回廊に囲まれた中庭、MASWAR COURYADはクリスマスツリーがありました。
夜のライティングもまた違った雰囲気でインスタ映え間違いなし。
バルコニー
2Fにある噴水で夕日を浴びる。太陽が近い・・
このあたりはまだまだ工事中でタイルを貼ったりしていました。
噴水も水漏れしているし、もしやフルオープンしていない!?
地中海風リゾートのプール
プールの入口からしてリゾート臭がプンプン漂ってきます。
1月初めのドバイは、日本人には泳げるか泳げないかギリギリの暖かさ。
日差しは射すように暑いですが、風は少し冷たい。
![Nさん](https://tabifile.com/wp-content/uploads/new.png)
へろー!ここは温水プールですか?
![St.Regisさん](https://tabifile.com/wp-content/uploads/stregis.jpg)
常温プールですよ
![Nさん](https://tabifile.com/wp-content/uploads/new.png)
あいしー。更衣室はどこですか? SPAの設備を使うのですか??
![St.Regisさん](https://tabifile.com/wp-content/uploads/stregis.jpg)
更衣室はトイレの中にあります。ロッカーの鍵を用意しますね
ロッカーの鍵を受け取り着替えてきました。
シャワーはプールサイドの他にトイレ内にもありました。
くっ、、これが地中海リゾートか!(まだ行ったことないけど)
プール利用者は誰もいなかったので、お正月にこの贅沢なプールを独り占め!
ジャグジーも2つ!
こちらは温水でした。
プールサイドバーとオアシス
リゾートといえばこのスタイル。
OASIS CAFE
オアシスは平日昼は営業していません。
夜からアラブ料理やシーシャを提供しているようです。
ANDALUCIAでの朝食
LUXURY CARD特典でついてきたコンプの朝食に出かけます。
今後経験することはないだろうと思い、朝食会場へは宮殿風の階段から降りてみました(笑)
生ジュース
氷をこれだけ用意するドバイのラグジュアリーホテルの贅沢さ。
イスラム教国のため、ハム類はありません。
豚肉がないので、ソーセージ等はチキンや牛の代替品。
なかなかピンとくるものがありません。。
イスラム週末(金曜日)のブランチは豪華なようですが、平日(土曜日~木曜日)の品数は少なく思いました。
時間が経ってそうだなーと悩んでたら、新しいパンケーキを焼いて席まで持ってきてくれました。さすが!
とりあえず、軽めの朝食を始めます。
メインはエッグベネディクトを発注。
エッグベネディクト
お楽しみのエッグベネディクトは小振りなスライダータイプ。
サーモンにしました。
見た目にも美味しそうなとろとろの黄身が食欲を回復させます。
ANDALUCIAでのバーガーランチ
週末(金曜日)はともかく平日のお昼はアンダルシアかエクストリアンラウンジしか営業していないので、メインダイニングであるアンダルシアでアラカルトメニュー。
THE BURGER(AED95++)とヒルドン水(AED25++)を発注。
EQUESTRIAN LOUNGEからMASWAR COURTYARDでのアフタヌーンティー
アフタヌーンティーは最低二人からの利用で、一人利用は拒否られました。
仕方がないので、二人分のセットを発注しますが、一人利用でも2人分の料金(AED180++)だと念押しされます。
ラウンジは生演奏のピアノがうるさかったので、静かそうだったMASWAR COURTYARDにアフタヌーンティーをセッティングしてもらいました。
他のゲストもやってこず、貸切状態のまま3時間くらい利用できました。
ST.REGISのバトラーサービス
セントレジスといえば、5つのバトラーサービスがアイコン的なサービスです。
・荷解きと梱包
・飲み物を淹れる
・服のプレス
・eバトラー(メールで指示)
・バトラーデスク(コンシェルジュ)
今回利用したバトラーサービスは、服のプレスだけです。
2着まではコンプでしたのでトラベルジャケットとパンツを仕上げてもらいました。
返却はいつでもいいよと伝えましたが、1時間後には出来上がってました。
ややトラぶったチェックアウト
LUXURY CARD特典利用者に慣れていないのか、飲食代金がガッツリ請求されていました。
![Nさん](https://tabifile.com/wp-content/uploads/new.png)
あー、F&B代が加算されているように見えます。チェックイン時にUSD100クレジットをつけてもらいましたが計算されてますか?
![St.Regisさん](https://tabifile.com/wp-content/uploads/stregis.jpg)
AMEX利用ですか?
![Nさん](https://tabifile.com/wp-content/uploads/new.png)
ノー。LUXURY CARD利用です。
![St.Regisさん](https://tabifile.com/wp-content/uploads/stregis.jpg)
チェックしてみますね…。確かにクレジットがありました。こちらが新しい請求書です。
前回のST.REGIS KUALA LUMPURよりはマシなチェックアウトでしたが、いまいちLUXURY CARD特典について周知されていない気がします。
チェックアウトを済ませた後は、UBERを利用してドバイ国際空港へ向かいました。
ST.REGIS DUBAI AL HABTOOR POLO RESORT & CLUBについて
豪華な宮殿風プロパティは素晴らしく、客室も少ないせいもあってプライベート感が抜群。馬が見られるというのも独自性があって最高!!
ただ開業して1年未満で、水周りに問題が連続で発生したり、滞在中に毎日カードキーが使えなくなったのはダメだと思いました。
POLOイベント開催時はともかく、何もない郊外に立地していることから、初めてのドバイだと観光拠点には向きません。
ドバイリピーターがおこもり用途で使うならアリかもしれません。その場合、地中海風という似たコンセプトで立地のいいPARK HYATT DUBAIもありますが。。
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