超長距離(地球一周が24,901マイルなので約35%相当)のエミレーツのファーストクラスに乗りたいがためにやってきたニュージーランドはオークランド国際空港。
その飛行時間は17時間5分と人生で一番長い乗りヒコーキになることは間違いありません。
飛行区間:オークランド→ドバイ
飛行距離:8,825 miles
出発時刻:20:30
飛行時間:17時間05分
東京→ドバイ間(4,967マイル)の1.7倍の距離です。
このオークランドとドバイの飛行距離8,825マイルは、エミレーツのみならずA380で運行する路線としては世界最長フライトではないでしょうか。
それでは、A380ファーストクラスでの乗りヒコをレポりたいと思います。
ファーストクラスカウンターでのチェックイン
ずらっと並ぶエミレーツのチェックインカウンター。
500人近いA380の乗客を7つのカウンターでさばくというチャレンジングな所業・・・
ファーストクラスカウンターは1つ、ビジネスクラスは2つ、エコノミーは3、オンラインチェックイン専用1となっています。
左側に行っちゃいます。ドキドキ
チェックイン自体はスモールトークすら発生せずに滞りなく事務的に終了。
ファーストクラスチケット
EXPRESS LANEだって使えちゃうし、座席は航空ファンも羨む1Aを2連続です。
・・・いや、思い返せばANAとかJALのファーストも乗ったことあるんですけど、昔すぎるのとエミレーツとの格が違いすぎて初めての気持ちというか、高揚感的に!
出国
特に混雑もしていないので、通常レーンで出国しようとしたらEXPRESSも使えると言われました。
EXPRESSが目立たなくて気付かなかったんだよ!
それにしても、エミレーツ係員より親切なイミグレ職員ですね。
ラウンジ
オークランド国際空港のラウンジは、ニュージーランド航空を除いて免税店の上に集約されています。
折角なので、プライオリティパスでも利用できる、Strataラウンジも軽く寄ってみました。
フード類も結構充実していましたが、この後は人生初のエミレーツラウンジが待っているので見るだけにしました。
The Emirates Lounge
そして、やってきたのがジ・エミレーツラウンジ!
長くなるのでラウンジの詳細は↓の記事で。
ファーストクラス専用サービスは提供していないF客/C客混合のエミラウンジでしたが、噂のThe DOMEも見れたので満足!
エミレーツ EK449へ搭乗
はい。搭乗時間がやってきたのでラウンジからゲートへ向かいます。
A380の駐機スペースを確保するためか、搭乗ゲートまでそこそこ遠くて歩かされる!
さすが、500人乗りのA380です!
ウェルカム!
こちらのゲートからどうぞ!
お、おう。さんくす!
JAL/ANAのようにアテンドは付かないのね。
2階席への専用通路 for A380
エミレーツ A380 ファーストクラス
ジャケットの預かり
Nさん。
上着をお預かりします。
席まで案内されると、担当の自己紹介ついでに、ウェルカムドリンクの確認と上着を預かってくれるサービスがあります。
ジャケットはTVモニタ裏に設置されているジャケット掛けに収納されていました。
エミロゴが尊い・・・
電動ドリンクバーとスナックカゴ
エミレーツファーストクラスのアイコンのひとつともなっている、電動ドリンクバーです。
冷蔵庫ではないので常温です。常温の水は嬉しいけど、常温のペプシとか誰需要なんでしょうか。
エミレーツのビジネスクラスにはバーがありますが、ファーストクラスはスナック山盛りのカゴがあってSUITE内にバーが完備されてるようなものですね!
ファーストクラス搭乗者へのギフト
まず1つ目はメモ帳とペン。
新年も近いのでカレンダーは2019年バージョンです。
ファーストクラス用アメニティキット
パジャマ、ブルガリの革製アメニティキット、アイマスクが、持ち帰り用のバッグに入れられて届きました。
ブルガリのアメニティキットの詳細は↓の別記事で。
保湿効果抜群!Hydra Activeパジャマキット
エミレーツ ファーストクラスのために開発された、保湿効果のあるHydra Activeパジャマセットです。
マイクロカプセル化されたシアバターやアルガンオイルが動くたびに弾けて、機内の乾燥から肌を守ってくれるというもの。
エミレーツストアで派生商品が52ドルくらいで販売されています。
Bowers and Wilkins PX headphones
オーディオ界のセレブブランドBowers and Wilkinsのノイズキャンセルヘッドフォンです。
パリのパークハイアットなんかも使ってますね。あっちはB&Oだったかも。
とりあえず、Exclusively for Emiratesの文字が限定モノに弱い日本人の心にビンビン刺さります。
ドバイにあるエミレーツストアで、同じものが売られていました。(455ドル)
アラビックコーヒーとデーツ
ウェルカムドリンクを片付けるついでに、アラビックコーヒーとデーツがやってきました。
優先搭乗で乗り込んでヒマしてると、ウェルカムドリンクとアラビックコーヒーで2回ドリンクサービスがあります。
デーツはバティールのもので一粒300円くらいかと。
4,000種類のコンテンツ! 機内エンターティメント
エミレーツさんが誇る、iceというエンターティメントシステムは安心の日本語対応!
4,000種類以上のエンタメが流れるそうですが、もっぱら地図表示に使っていました。
右上の変なのはオークランド空港のみやげ物店で7ドルで投売りされてたキウイ君。
日本からオーストラリアを経由してのニュージランド到着までの間に、乾燥した機内で喉をやられていたっぽく、NZ産のプロポリスと一緒にキウィ君も買ってみました。
違和感なさすぎですね!
エミレーツの星空とベッドメイク
Nさん。
シャワーは何時に使いますか?
これから食事して寝て、、10時間後くらいかな。
食事やシャワーの予定を立てなきゃいけないので、正直めんどくさい・・・。
自由に過ごしたいのに、時間予約制のシャワーはイケてないと感じました。
CAさんがベッドメイクしている最中は、隣の席へ移ってみました。
ベッドの上で食べても大丈夫とのことでベッドメイクをしてもらった後に食事です。
ファーストクラスのルームサービス その1
エミレーツファーストクラスの機内食は決まった時間がありません。
メインからスナックまでルームサービスで注文します。
メニュー
革製のメニュー帳。宗教的な理由からか、アルコールリストは別メニューに載っていました。
朝食と前菜メニュー
ファーストクラスを日常使いできない庶民のみなさん!キャビアはこのページですよ!!
庶民なワタクシも空の上で食べるのは3~4年ぶりです
この日のメインは5品でした。
・Braised lamb shank
・Dukkah-crusted chicken
・Strozzapreti pomodoro
・Grilled grouper fillet
第一回ファーストクラス前菜祭り
エミレーツラウンジで結構食べてきたので、ガッツリ系は避けたいところ。
前菜だけで済ませようと、前菜を3つ頼んでみたら本格的なのがきた。
おおお。贅の極み!
Antipasti
1品ずつお皿をかえて持ってくる非効率的なところが贅沢!
ともかく、これはハズレでした。。
Pumpkin soup
空の上でスープが食べられるなんて!
ラウンジでも食べたけど、空の上のパンプキンスープはポテトクリスプが入っていて更に美味しい。
スイートルームでぐっすり安眠
今回もヒコーキ旅でも安眠の友VENEXを持ってきました。
半日経ちましたが、まだつきません。超長距離おそるべし。
雲上のシャワー体験 – SHOWER SPA
バスルーム前にはファーストクラス専用のバーがオープンしていました。
CAさんではなく、バスルーム専用の人員がいて使うたびに掃除をしてくれる。
窓がないのが惜しい・・・。
エミレーツファーストは初めてと童貞告白すると、シャワーの使い方を説明してくれました。
生花もあるうえに、ジャケット掛けや、ドライヤーも完備。
アメニティはラウンジと同じVOYAのもの。ホテルか!
シャワーユニット
シャワーは5分しか使えません。
水が流れている間はカウントされ、ランプが消えたら終了です。
5分で洗い終わらなかったら、泡に塗れたまま過ごさなきゃならない鬼畜仕様です。
お願いすればリセットしてくれそうだけど。
ここで、お茶がでてきます。ここはSPAか!
ファーストクラスのルームサービス その2
空の上で北欧料理のグラブラックスを食べられるなんて!
グルーパーとかいう東南アジアの中華料理屋でみかける高い魚を発注。
Apple and cherry cake
バニラソースと一緒にきたチェリーケーキは、まぁまぁ。
酒が呑めない分、甘味にはうるさいんだよ!
食後のお茶はDilmahの最高級ラインT-シリーズがやってきました。
ドバイ国際空港へ着陸
カメラモードにすると、ドバイが見えてきました。窓の外は砂漠なのに産油国パワーを見せ付けられます。
イミグレへ向かいます。
案内板が各所にあるので、迷わず移動できます。
フランクフルト行きの出発時間までは、ドバイ本国のエミレーツファーストクラス専用ラウンジで過ごします。
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