旅1711 乗りヒコーキで1.6万マイル!アジア中東サークルトリップ 0泊4日間で7区間搭乗

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2017年11月:0泊4日でアジア中東7区間の乗りヒコ旅行

世界一周2,4092マイル中、67%にあたる16,123マイルを乗りヒコ

鉄道マニアの業界には、鉄道に乗るのを趣味とする乗り鉄(乗り鉄道の略?)がいるらしい。
飛行機マニアの業界にも、乗りヒコ(乗り飛行機の略?)が生まれているとかなんとか。

乗るだけの旅行というのも、面白そうなのでイノベーターぶって乗りヒコ旅を企画してみました。
ゆくゆくは世界一周乗りヒコ旅をしたいので、今回の旅は練習と位置づけています。

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予約のあれこれ

正規の世界一周チケットは、乗り継ぎ補償等がありますが今回の予約は全てバラバラの別切りチケットで購入。

その結果、各区間の乗り継ぎ補償はありません。

万一、乗り遅れたら次の目的地までは自腹で移動するはめになりますので、MCT(Minimum Connecting Time;最低乗り継ぎ時間)を十分にとって備えます。

「自己責任」という言葉が重くのしかかる旅程ですが、男は度胸で購入してみました。

今旅の目標は色んなヒコーキに乗ること!

目的
・3空港以上は訪れる

条件
・4日で帰国できること
・予算は30万以内
oneworld系優先

第一区間 JL723 東京発クアラルンプール

第一区間と最終区間はJALの往復チケットで用意しました。
定時到着率世界一の安心感です。

第二区間 MH179 クアラルンプール発コロンボ


たまたまセール運賃に遭遇。
普段の半額のMYR902.38(約2.5万円)で買えました。

ちなみに海外区間の航空券は一括比較できるHIS系のサプライスで検索したり、航空会社のWEBサイトで直購入することが多いです。

コロンボ乗り継ぎについてカードのコンシェルジュに調べてもらう

遅延頻発のマレーシア航空で深夜到着かつハブ空港ではないため、コロンボ乗り継ぎが今回の旅程の最大の不安要素。

乗り継ぎカウンターがクローズしていたり、カタール航空の乗り継ぎにシステムが対応していなければ、最悪入国してエアラインカウンターに行かなければならず時間がかかると予想されます。

さらにスリランカは入国ビザが必要な国でしたので、LUXURY CARDとSAISON AMEXのコンシェルジュに情報収集をお願いしました。

依頼内容
MH719からQR669に乗り継ぎたいが深夜到着になる、そこで次の2点を調べてほしいとお願いしました。
・深夜もコロンボ空港のトランジットカウンターはオープンしているのか。
・オープンしていた場合、カタール航空のチケットをトランジットカウンターで発券できるのか。

LUXURY CARD Conciergeからの回答
(深夜24時にメールで問い合わせたところその日の夕方に回答がきました)

マレーシア航空とカタール航空に問い合わせたところ、一般的に6時間以内の乗り継ぎであれば最初の区間にあたるマレーシア航空でチェックインする際に両方のEチケットを提示することで事前にカタール航空のチケットをプリントでき、入国せずに乗り継げることは可能。
あくまで一般事例のため、予約番号を伝えて渡航前にご確認くださいということでした。

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SAISON PLATINUM AMEX Conciergeからの回答
(深夜24時に電話で問い合わせてその日の昼休みに回答がもらえました!)

マレーシア航空とカタール航空に問い合わせたところ、乗り継ぎは可能ですが、コロンボ空港の乗り継ぎカウンターは他社職員が対応するため、オープンしているかは分からない。
念のためスリランカ大使館に問い合わせたところ、別で発券されているチケットのため乗り継ぎであっても規則上は一度入国する必要があり。
今回は乗り継ぎが目的ですので観光ビザではなく無料のトランジットビザで入国することができるので、ビザの取得を強くおすすめしますという内容でした。

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今回は珍しくセゾンコンシェルジュの回答がより役立ちました。
JTB関連会社に委託しているだけあって、旅行関係の回答はさすがといったところですね。

スリランカのETAビザ取得は入国管理局のページからオンラインで取得できます。
https://www.eta.gov.lk/slvisa/visainfo/apply.jsp?locale=ja_JP
適用→I Agreeを選択→Transit ETAカテゴリーから、Apply for an Individualを選択。
フォームを入力すると即座にETAがメールで到着しました。

第三区間 QR669 コロンボ発ドーハ

QR669
ドーハまでは、カタール航空かスリランカ航空で迷っている内に、スリランカ航空の割引ビジネスが販売終了。
已む無くカタール航空になりましたが、777の中東仕様フルフラット席が片道6万円しないくらいでした。

第四区間 QR816 ドーハ発香港

単純にカタール航空利用でDOH-HKGの片道ですとQAR10,595(約30万円)ですが、行き先を香港経由のシンガポールにするとキャセイのビジネスクラスがついてきてQAR3,885(約12万円)に下がります。
香港経由のクアラルンプール行きは約11万まで下がりますが、時間があわなかったのとキャセイドラゴン運行となりフルフラット席からリクライニング席にダウングレードするのでシンガポールとしました。
ちょうど11月よりシンガポール チャンギ空港ターミナル4が供用開始となり、先進的と前評判の高いターミナル4が使えるのも決め手です!

ドーハ→香港間は、カタール航空の787に乗れます。

この旅一番のお宝チケットかもしれません。

第五区間 CX659 香港発シンガポール

CX659はキャセイパシフィックの夜行便。
運がよければシラスシートに乗れます。
しかも、開業したてのシンガポール チャンギ空港ターミナル4が利用できる!

第六区間 TR452 シンガポール発クアラルンプール

前々回はジェットスター、前回はマレーシア航空ときているので、乗り比べの意味でLCCのスクートで購入。

スクートの手荷物なし運賃はSGD8と出ますが、燃料費、税金、決済手数料やらで総額SGD52となる半ば騙しのような運賃体系。
運賃より高いクレジットカード決済手数料SGD10が未だに釈然としません。

ちなみに手荷物込みだとフルサービスのマレーシア航空との価格差は2千円以内まで縮まります。

ただしマレーシア航空は遅延が多いため、時間の正確性を最優先に考えるならジェットスターですね。

KLIA2で小休止

次便のJL724まで10時間以上空いているので、KLIA2にあるTUNE HOTEL KLIA2のディユースプランを申し込み、帰国便(エコノミークラス)に乗る前のコンディションを整えます。

最終区間 JL724 クアラルンプール発東京成田

JALチケットの復路分です。

乗りヒコ旅程

完成した旅程はこうなりました。
ビジネスクラスを利用しているので1マイル当たり18円と割高な旅程です。

日程予定移動マイル
1日目JL723 東京 – クアラルンプール
MH179 クアラルンプール – コロンボ
3,326mi
1,535mi
2日目QR669 コロンボ – ドーハ
QR816 ドーハ – 香港
2,245mi
3,918mi
3日目CX659 香港 – シンガポール
TR452 シンガポール – クアラルンプール
TUNE HOTEL KLIA2で休憩(ディユース)
JL724 クアラルンプール – 東京(機内泊)
1,588mi
185mi

3,326mi

総飛行距離は16,123マイル、LCC1区間、エコノミー1区間、プレミアムエコノミー1区間、ビジネスクラス4区間利用で総額30万円くらいです。

もう1日あれば、料金がそこまで変わらないCMB-DOH-AMMと繋げてRJにも乗ってみたかったのですが、時間的制約でこのルートで妥協しました。

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