GOLDEN LOUNGE SATELITEは2018年4月にリニューアルオープンしたマレーシア航空のフラッグシップラウンジです。
2017年までのGOLDEN LOUNGE SATELITE PLATINUMの様子は↓で確認できます。
アクセスレベル
クアラルンプール国際空港で中長距離国際線が発着するサテライトターミナルの西側ゾーンを占有するKLIAで一番広いラウンジです。
oneworld各社だけはなく、マレーシア航空と個別提携しているSKYTEAM系やSTARALIANCE系エアラインの乗客も利用できます。
ゴールデンラウンジ入室基準 | ||
---|---|---|
エアライン | ビジネスラウンジ | ファーストラウンジ |
oneworld各社 | ビジネスクラス搭乗者 oneworldサファイア会員 |
ファーストクラス搭乗者 oneworldエメラルド会員 |
スカイチーム系 (AF/KL/KE/VE/VN) |
ビジネスクラス搭乗者 左記エアライン利用時のSKYTEAM ELITE PLUS会員 |
– |
スターアライアンス系 (ANA) |
ビジネスクラス・プレミアムエコノミー搭乗者 ANA STAR ALIANCE GOLD会員(DIA/PLT) |
– |
エミレーツ航空 | マレーシア航空運行のビジネスクラス搭乗者 エコノミー搭乗時のFFPによる入室は不可 |
– |
日本人に関係のあるところでいうと、2018年よりANAのプレエコ・ビジネスクラス利用者や上級会員にもゴールデンラウンジ(ビジネスラウンジ)の利用が出来るようになりました。
ラウンジエントランス
改装前のラウンジエントランスでは、A330のビジネスクラス席がディスプレイされていましたが、改装後はマレー文化をオサレに紹介していました。
アロマも炊くようになってます。
ラウンジで搭乗券を見せると搭乗クラスや保有ステータスに応じて、ビジネスラウンジかファーストラウンジへ案内されます。
ファーストラウンジは右側です。
ファーストクラスラウンジ
リノベーション後にまず気付いたことは、飾られている絵が増えたことで美術館っぽくなり高級感アップ!
一方で、カウンター裏にあったビジネスセンターが無くなりPCも撤去されていました。。
早朝は貸しきり状態
MH71で朝4時頃に到着したため早朝のラウンジ訪問です。
ゴールデンラウンジサテライトは24時間営業ですが、ファーストラウンジには係員もオフィスに篭っていたのかしばらく貸切状態でした。
朝食の時間までダイニングは閉鎖されていました。
一応、ラウンジ奥のバフェコーナーにはいろいろ置かれていました。
シャワールーム
ファーストラウンジで一番大きな変更点は、このシャワールームだと思います。
ラウンジ奥側からダイニングの向かい側に移転で使いやすくなりました。
2017年まではビジネスセンターが設置されていた場所です。
扉は内側からみるとスケスケですが、外からだと普通は見えません。
人によっては落ち着かないかも。
バスタオル類はビジネス側のシャワーと違って常備されています。
歯ブラシキットやヒゲ剃りも用意されています。
ドライヤーは以前と異なりシャワールーム内には未設置になったので、必要な人はシャワー受付で借りる必要があります。
以前はお湯の不安定さが気になりましたが、リノベーション後は問題なし。
水圧も十分です。
でも、クアラルンプール国際空港のバスルームはPLAZA PREMIUM FIRST LOUNGEが良いと思います(笑)
ギャラリー
奥のラウンジエリアへ進むと、GALLERYとかいう大層な名前がつけられています。
たしかに以前より絵画やアートが増えている気がします。オサレか!
搭乗が近い場合は、こちらで一息。
座るとすぐに係員がとんできて、飲み物を聞かれます。
ラウンジエリア
ラウンジエリアのレイアウトは以前と殆ど変わりませんが、家具が更新されています。
窓側席はユニバーサル対応電源とUSBソケットが設置されています。
バフェコーナー
ビュッフェ台は以前より高級感がでていますね。
朝の時間帯はサラダバーと、ヨーグルト。
夜メニュー
夜はサラミやスイーツが登場。
暖かいものはスープがありました。
インフューズドウォーターが設置されて健康志向に。
リージョナルラウンジなら3種類ありましたが、ファーストラウンジは1種類・・・
NAP ROOM – 仮眠部屋
以前のバスルームはムスリム用の設備になっており、ロックがかかっていて入れず。
左手側に仮眠部屋があります。
仮眠部屋は完全個室のSlumber Room から共用のNap Roomへ改悪。
ベッドソファは5台ですが、仕切りが一切ないためイビキを出す人がいたら全員眠れなくなると思います。。
ここで寝ていたら、係員が現れて毛布をかけてくれました。
さすが、マレーシアンホスピタリティ!
利用ルール
・音の出るデバイスは禁止
・飲食禁止
・貴重品は自分で管理
当たり前のことが書かれていますね。
FIRST CLASS SUITE
以前の喫煙室はファーストクラススイートになっていました。
ここはリアルファーストクラス利用者やVIP用で、プライベートラウンジとシャワールームから構成されているようです。
いつか入ってみたい!
ファーストクラス ダイニング
マレーシア航空はどこまで本気なんでしょうか。
以前もレストラン感はありましたが、リノベーション後はファインレストランにグレードアップしてます。
この時点で五ッ星ラウンジを認定したい。
オーダー式のため、料理がでてくるまで時間を要します。
そのため搭乗時間を確認され、搭乗に間に合いそうにない場合はヌードル系の提供になります。
前菜
前菜はいつきても、3~4種類くらい用意されています。
ここまでコストかけて大丈夫なのか心配になるレベル。
日替わりスープ
トマトスープにクリームでアートまでして出てきました。
以前はカップでの提供だったのに、、本当にファインダイニングですね!
MASの経営は赤字という噂なのに、このレベルで運用して大丈夫なんでしょうか。。
メイン
この日の魚メニューは普通にスズキさんがいました。
マレーシア航空のファンとしては、本当にこんなコスト掛けまくりで運営していて大丈夫なのか何度も心配になります。
夜メニューのメインは6種類くらいあります。
肉、魚、パスタ系、サンドウィッチ系、ワンタンヌードル、週替わりのラクサヌードルという感じです。
デザート
TROPICAL FRUIT TRIFLEという、ファーストラウンジのシグネチャーメニューです。
マレー半島名物のカヤジャムを利用しているようです。
が、甘すぎる!
ラウンジに関するアンケートを依頼される
1年に1回ほど遭遇するラウンジに関するアンケート。
昨年はユニバーサルコンセントを設置して欲しいとリクエストしましたが、今年は何も思い浮かばなかった。
リノベーション後は、それぐらい完璧なラウンジだと思います。
運営:MALAYSIA AIRLINES
推奨度:10/10
oneworld加盟後2度目の大改装で、家具やアート品を総入れ替えし高級感がアップ。
ファーストクラスダイニングのレベルも更にあがり、アジアで一番のラウンジで間違いないと思います。
以前は草臥れ感の出ていたシャワールームも移転して物理的に新築状態と文句ナシ。
ビジネスルームが撤去されたので、ファーストクラスラウンジはPCが未設置となりました。。
コメント