色々なメディアで「着用するだけで疲労回復」と紹介されている、VENEXリカバリーウェアという商品があります。
本当に紹介通りの効果なら、エコノミークラスの長時間のフライトでも到着するまでに疲れるのではなくて、むしろ気力体力が満充電の状態で現地に到着できるかも。
ということで、2016年頃に色々調べてVENEXを購入していました。
それからの2年以上なんだかんだでVENEXグッズを毎回装備して旅していたので人に話せるほどの経験も溜まってきました。
エコノミークラスで疲れている人の参考にでもなればいいなぁと思い、VENEXの紹介記事でも書いてみます。
エコノミークラスを快適に過ごしたい問題
「飛行機での移動が嫌いだ」という人の理由のひとつに”長時間狭い座席に閉じ込められる”からというのはよく聞きます。
特にエコノミークラスの場合は、ほんの僅かなことでも疲労度合いが異なりますのでド満席のLCCを利用した日には飛行機嫌いになるのも無理からぬことだと思います。
誰でも長時間のフライトは少しでも快適に過ごしたいということで、旅ブログ等でよく紹介されている方法は
- 夜便やロングフライトの前にシャワーを浴びる
- 真ん中席を避けて通路側、隣の空いている席や足元の広い席を指定する
- 疲れたら機内を散歩する
- アイマスクやネックピローを用意して意識を飛ばす(=寝る)
- アルコールを飲んで意識を飛ばす(←オススメしません)
・・・こんな感じではないでしょうか。
これらの方法に共通しているのは、いかに疲れなくするかという予防的な行動です。
疲労を抑えるのではなく、疲労を回復させるって、どういうこと?
今までのアプローチは疲労しないような予防的な方法がメインでしたが、VENEXは全く逆のアプローチで、着用しているだけで身体がリラックスして疲労から回復するというものです。
これが実現できるのであれば、飛行機で目的地に着いたときには疲労も消え去り気力体力がフル充電された状態と言えます。
つまり、現地到着時からガンガン歩きまわれるので、時間を有効に使いたい弾丸トラベラーにとっては、まさに待ち望んだ最高のアイテムだと思います。
ベネクスの疲労回復の仕組みは?
そのVENEXの疲労回復の仕組みはどうなっているかというと、貴金属のプラチナを練りこんだ特殊素材DPV576を利用したPHT繊維がリラックス(=体力回復)に強く関与する副交感神経を刺激した結果、身体が休養モードに切り替わり着用時に疲労がどんどん回復しやすくなるというものです。
要は、プラチナ金属が肌に触れると副交感神経が優位にたち身体が強制的に休養モードに入るということだと思います。
(プラチナといえば、人体に安全かつ強い抗酸化作用があるため、アンチエイジング系の美容液や健康食品に配合されていたりしますね)
効果が出る人はリラックスしすぎて寝てしまうので「運転中の着用はお控えください」と公式サイトに注意書きが出ているレベルです。
2年前はそんな特殊素材の話を聴いたことはなかったので、クソ怪しい!と思ってましたが、テレビ東京のワールドビジネスサテライトで紹介されたといえば、日経信者のリーマンなんかは謎の権威を感じて「へぇ~、効果ありそう」なんて思ってしまうのではないでしょうか。
ダメ押しで、VENEX社x東海大学x神奈川県との産学公連携プロジェクトで開発した特殊素材というのも怪しさの払拭に一役かっており、パチモンにうるさそうな三越伊勢丹デパートを始め、鉄道系デパート(阪急・小田急)なんかでも最近は取り扱いしているというのも信憑性アップにつながっていると思います。
JALの機内販売誌にもJALオリジナルセットのVENEXがデビューしており、疲労回復効果はある意味お墨付き?
2年以上使ってきたVENEX(ベネクス)の効果は?
うーん、わかりません(笑)
効いているのかな??という状況ですがこの2年間のうちにネックウォーマー、2wayコンフォート、リカバリークロス、足首ウォーマー、リカバリーウェアと5商品を使うようになりました。
(旅行時に持っていくのは、ネックウォーマー(2Wayコンフォート)、リカバリークロス、リカバリーウェアだけ)
実際VENEXを着用してエコノミーに搭乗すると、機内で消耗しきって現地に着いたらクタクタだったということは無くなりました。ということは、効果あると言えなくもないのかもしれません。
ただ技術進歩でヒコーキの機内環境が良くなったというのも影響している可能性もあるので、100パーセントVENEXのおかげとは言えないですけどね。
自分で言ってなんですが信じる者は救われる状態ですね。。
VENEXのコスト
疲労回復効果を単純にコストで考えた場合にVENEXのネックウォーマーは一番安いものだと雑誌の付録版が1,650円(注:2023年現在の最新版では1,980円に値上げしてます)で手に入りました。
欧州・北米までの片道12時間、往復24時間とすると1時間あたり69円で疲労回復効果のあるプラチナ素材が手に入るならクソ安いとすら思っています。
しかも消耗品ではないので飛行機の中だけでなく、ホテルや自宅でも利用できます。
一方、リラックス効果うんぬんは別にして海外エアラインや海外空港の極寒エアコン設定は日本人にはつらすぎる設定温度。ヒコーキ旅にネックウォーマーは必需品です。
VENEXのネックウォーマーなら、デザインもダサくはないので小物にも気を使っている感が出ますし、ブレスサーモやヒートテックのような機能性ウェアと考えればアリですよね。
そして機内や空港だけでなく、意外に役立つのが海外のショッピングモールなどです。
海外のショッピングモールのエアコンは20度以下に設定されているのか、日本人には寒く感じることが多く、保温するモノがないと本気でツライです。
太い血管が流れている首周りさえ保温しておければ、多少は薄着でも体感温度は暖かく感じる効果があります。熱帯の国に厚着を持っていくと荷物になって邪魔ですが、コレならバッグの隙間に突っ込めて嵩張らないというメリットもあります。
お試し価格で買える、本の付録としてのVENEXネックウォーマー
効果がある可能性を信じるにしても、いきなり1万円オーバーのリカバリーウェアは、効果がなかったときを考えると踏み出せないというのはよく分かります。私もそうでした。
そこでオススメしたいのが、本のオマケとして付いているVENEXネックウォーマーです。
失敗してもあまり気にならない価格な上に、信頼のMADE IN JAPANです。
ユ●クロの中華製ネックウォーマーが1,000円くらいだということを考えると安いと思います。
何よりこの価格で日本製です。
この本の付録版の長所は送料込み1,650円(注:2023年現在の最新版では1,980円に値上げしてます)という安さと、消耗品とは異なり洗っても効果が落ちたりせず永続的に使えるというコスパです。
短所は採算ギリギリなのか、付録版は女性向けのワンサイズのみという点で調整不可能という点です。
サイズでいうと、シャツの首周りが40サイズを超える男性には少々厳しいと思いますので、届いたら無理やりひっぱって生地を伸ばして使いましょう。
ただあまり伸びる生地ではないので、ふくよかな方にはある意味賭けになるかと思います。。
どうやってもサイズが合わなかった場合は、手首に二重に巻いてリストバンドとして使ってください。
私も暑いときには、付録版を首から外して手首にまいてます。
VENEXグッズの使用感とお得な買い方
トラベラー必携! 2way コンフォート
本の付録版ではないネックウォーマーの正式版がVENEX 2Wayコンフォートです。
2Wayコンフォートは付録版と異なりサイズ調整機能があるので、首周りが逞しい人でも安心して着用できるネックウォーマーです。
さらに帽子やアイマスクとして使うこともできるので、まるで旅行用途のために開発されたアイテムだと感じてます。(2wayどころか3Wayですよね!?)
ちなみに価格は税込み3,960円(税込)でどの店で買おうが横並び価格です。
これに限らずVENEX製品は談合か知りませんが、謎の販売価格統制があり定価からの値下げを一切しないのでどこで買おうと同じ価格です。
少しでも安く手に入れるなら、ポイントが付与されるAmazon、楽天市場、Yahooショッピング等のオンラインで購入できるとポイント分はオトクです。
※ただし、Yahooショッピングは中華出店者が定価以上で販売している例もあるので、公式サイトの3,960円より高額で買わされないようにお気をつけください。
幅広い応用力を求めるならリカバリークロス!!
自宅でも旅行でも大活躍しているのがVENEX リカバリークロスです。
リカバリークロスの利点はその多機能さで、これ1枚でネックウォーマー、肩掛け、ひざ掛けとマルチに活躍します。
長距離移動時の機内での睡眠や深夜の寒い空港での待ち時間には特に重宝します。
11,000円(税込)といいお値段しますが、布地面積は2wayコンフォートの3倍以上はありますので面積あたりのコスパは良いと思います。何よりマルチに使えます。
自宅用なら本の付録でしか手に入らない足首ウォーマーが最高
自宅でリラックス用に使うなら本のオマケでついてくる足首ウォーマーが特にオススメです。
なぜオススメかというとネックウォーマーやリカバリークロスに比べて休養効果を実感しているからです。
この効果の差は服の上からではなく、直接肌に接しているからかもしれません。
何故か足首ウォーマーをつけると、ぐっすり眠れて目覚めスッキリなんですよね。
そういうこともあり、末端冷え性でエアコン設定28度にしても足先が冷たくなる自分には、就寝時の必須アイテムです。
冷え性で悩む会社の女の子に教えたら、かなり効果があったらしく後日追加でもうひとつ買った!と報告を受けました。
教えた情報で喜んでもらえると、紹介した甲斐があって嬉しくなりました。情報通ぶれますし(笑)
2019年追記;さすがに、足首ウォーマーを2年使うとヘタってきので2019年9月に足首ウォーマーを買い足しました。
ついでに末端冷え性対策に最新版の手首ウォーマーもあわせて購入しましたので、そのうち効果があるかレビューしたいと思います。
さらにお得にVENEX商品を手に入れる方法は福袋!
それは、年に1度の福袋です!
値下げ販売の行われないVENEX商品ですが、福袋だけは割引がかかります。
福袋の販売チャネルは阪急百貨店とVENEX公式ショップ(楽天市場店、Yahooショップ)ですが、それぞれ福袋の中身が異なります。
阪急百貨店の福袋
阪急オンラインショップはリカバリーウェアの上下セットを出してきます。
ウェアの上下セット2着で普段は3万円コースのものが、2万円になるのでだいたい30%くらいオトクになる計算です。
例年11月20日頃から阪急オンラインショップで予約販売を開始します。
そしてファイテンへ・・・
JALがプラチナを利用したベネクス推しなら、ANAはチタンを利用したファイテンのRAKUWAコラボモデルを何年も機内販売していました。
ファイテンの特徴はチタンを溶かした特殊繊維で体内の生態電流を整えた結果、スポーツ等の活動中のパフォーマンスを改善するかも!といううんちくで、フィギュアスケートの羽生結弦選手、国内のプロ野球選手、海外メジャーリーグ選手なんかにRAKUWAの愛用者がいます。
VENEXが休養専用ならファイテンは活動専用というワケで、旅先でガンガン動き回る人はつけておくとメリハリが効いてよいかもしれません。
こんなよく分からないものに、大金は使いたくないと思う人には、素材をケチって学生でも買える924円を実現したという楽天市場ファイテンショップ限定RAKUWAがオススメです。(他のファイテンショップでは売ってません)
私はよく海外ホテルのバスルームにRAKUWAを置き忘れてきてしまうので、紛失前提で旅行用はコレに切り替えようかと思っています。(これまで3本くらい失くした)
ちょっとお得に手に入れるファイテン情報
ちなみに楽天のファイテンショップはアウトレットも扱っているのでタイミングがあえば、3,000円くらいのRAKUWAが半額以下の1,000円代で手に入ります。
公式サイトの大型セールは見逃すな!
・12月下旬に冬のアウトレットセール情報が掲載されます。
・11月中旬頃に福袋の予約受付情報が掲載されます。
最後に
ベネクスだけじゃなくて、ファイテンにまで話が及んでしまいましたが、この手の商品は大学なんかと共同研究して一見科学的に見えるデータを出したりしているものの「※効果は個人の感想です。」と注釈が入るようなあいまいな効果です。
ただ、あいまいな効果でもマルチに使えるネックウォーマーであれば3,960円からで済むレベル。
ヨーロッパや北米までの12時間を、1時間あたり330円(往復なら165円)で疲労が回復する可能性にワンチャンスかけてみるのもアリだとは思います。(効果を感じられる人であれば最高の旅グッズですし、何度も使えるのでコスパは最高)
この記事を読んで少しでも快適なエコノミークラス旅行の一助になれば紹介した甲斐があります。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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