STARHUB HAPPY PREPAID SIMの使い方・設定方法

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旅道具

アジア周遊やオーストラリア、アメリカ旅行に便利な旅人必携のHAPPY PREPAID SIMを手に入れた後の設定、運用、定額データの設定・利用方法を解説します。

StarhubのHAPPY PREPAID SIMを活用するには、Starhub happy prepaidアプリ(http://www.starhub.com/personal/starhub-apps/happy-prepaid-app.html)が必須なため、すぐに導入しておきましょう。

そもそもHAPPY PREPAID SIMって何ぞや?という場合や、入手・購入方法が知りたい人は、別記事(↓)の購入編をご覧ください。

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HAPPY PREPAID SIMアプリのセットアップ

アプリの利用方法は簡単です。
アプリを立ち上げて表示される、Enter a Prepaid mobile numberに電話番号を入力。
Request OTPを押すと発信元6907からSMSでワンタイムパスコードが送られてきます。
アプリのOTP画面に6桁のワンタイムパスコードを入力してログイン完了!

HAPPY PREPAID SIMのAPN設定

HappyPrepaidSIMは基本的にオートローミングに対応していますが、2016年以前の古めの機種などで自動ローミングしない場合は手動でAPNを設定することもできます。

(2回電源を入れなおしても自動ローミングしない場合はAPN設定をするとよいでしょう)

アプリを立ち上げSettings画面へ。

APN settingsを開くとNAMEにSH Data PrepaidとAPNにはshppdと入力して保存します。

と、アプリには記載されていますが、実際には名前とAPNにshppdと入力しとけば使えます。
ユーザー名やパスワードは何も触らず空白のままにします。

Android端末の場合の設定方法

設定→モバイルネットワーク→アクセスポイント名→新規追加
名前:shppd
APN:shppd
ユーザー名:(何も設定しない)
パスワード:(何も設定しない)

iPhone(iPad)の場合の設定方法

iOSの場合は自動で設定されるはずですが、手動の場合はAPNだけ入力。
APN:shppd

手動で入力できないiOSのバージョンだと、下記リンクからAPNをインストールします。
http://bit.do/shapn

HAPPY PREPAID SIMへのトップアップ(残高チャージ)方法

Happy Prepaid アプリのTOP UP画面

Happy Prepaid アプリのTOP UP画面(2017年頃のアプリ画面です)

HAPPY PREPAID SIMへのTOP UPはVISAかMASTERCARDマークが付いているクレジットカードであれば海外滞在中はもちろん、日本にいながらにしてアプリや公式サイト(https://prepaidtopup.starhub.com/SelfCare/unregistered/topup/topupdetails)からTOP UP可能です。
TOP UPはモバイル電話回線につながっていなくても、WiFi通信ができればアプリ経由でTOP UPできます。

いったんトップアップしておけば後日、海外旅行先で定額データを使いたい場合にTOP UP済みのMain Balance(プリペイド残高)から、BUY DATA(定額データ料金に充当)できるので、全く無駄が発生しません。

シンガポールのプリペイドSIMは月額使用料の概念がなく、TOP UPした金額は音声発着信料やデータ通信費に100%充当可能です。

TOP UPすることで電話番号有効期限を延長(基本料金は0円)

TOP UPした額に応じて電話番号有効期間がTOP UPした日を基準に120日~180日無料で延長されます。

TOP UPプラン名 プリペイド残高増加分
(Main Balance)
ボーナス分
(有効期限1ヶ月)
番号延長期間
SGD10 Prepaid Top-Up SGD10 なし +120日
SGD20 Prepaid Top-Up SGD20 SGD3 +180日
SGD30 Prepaid Top-Up SGD30 SGD4.5 +180日
SGD50 Prepaid Top-Up SGD50 SGD7.5 +180日

※SGD20以上のTOP UPは1ヶ月だけ利用可能な15%のボーナスクレジットが付きます。(ただしシンガポール国内でしか利用できません)

番号維持費を支払うことで電話番号有効期間(=残高有効期間)を延長する方法

長期間旅行に行く予定がない場合は、費用を払うことで電話番号有効期間を延ばすことが可能です。
一番割安な90日延長コースだとSGD1.4のため、月換算でSGD0.46(約37円)、年360日とするとSGD5.6(約448円)で番号を維持できます。

残高から番号維持に費用を払う性質上、半年に1回でもトップアップする場合は、完全に無駄なコストになります。

まったく旅行に行かないか、旅行はするけれどHAPPY ROAM対象国へは半年以上は行かない場合等に使います。

有料での電話番号延長手順

電話番号の有効期間延長
*123*200#へ発信
Main Wallet Validity Extension(残高有効期限延長)画面が開くので次の3パターンから選択。

例えば1を押して送信すると、30日延長が適用され残高からSGD0.6が引かれます。

残高延長期間 費用
30日 SGD0.60
60日 SGD0.99
90日 SGD1.40

HAPPY ROAMによる定額ローミング設定方法

アプリのBUY DATA画面

HAPPY ROAM(定額ローミング)設定は次の手順で行います。

1.インターネットの繋がる環境でHappy Prepaidアプリを立ち上げる。(4GでもWiFiどちらでも大丈夫です)
2.画面下のBUY DATAを選択
3.利用したいデータプランを選択してActivateを選択
4.確認画面が表示されるのでConfirmを選択
5.HAPPY ROAMが適用されるとSMSが届きます。(アプリのトップ画面にもDATA残量と有効期限が表示されます)

HAPPY PREPAIDアプリはインターネットに繋がっていないとHAPPY ROAMの設定ができません。
現地到着時に確実にインターネット接続できるか分からない場合は、日本出発前にHAPPY ROAM(BUY DATA)しておくと、現地到着後すぐにスマホでインターネットが利用できます。

ダイヤル画面からのHAPPY ROAM設定

訪問国でWiFiがつかめずネットに接続できない場合でも、3Gや4Gのアンテナさえ立っていれば、ダイヤル画面を利用してHAPPY ROAMを設定することができます。

1.スマホのダイヤル画面で「*123*300#」に発信

2.Buy a data planのメニュー画面(上の画像)が表示される。

3.お好みのデータプランの番号を入力して、送信を押す。
たとえば、6の「3D 1GB $5」を選ぶと「3日で1GBの5ドル」のプランという意味です。

4.確認画面でプランが間違いなければ、Confirmを選択し送信する。

定額データ通信の有効期限が記載されたSMSが届きます。(アプリ画面も同時に有効期限が更新されます)

データプランの選び方 2021年9月現在

定額データ日数 データ容量 BUY DATA(通信クレジット消費)料金
1日 1GB SGD3
3日 1GB SGD5
1-Week(7日) 1GB SGD8
4-Week(28日) 2GB+日曜無料 SGD18
4Week(28日) 5GB+SG国内60分通話 SGD10
4Week(28日) 20GB+日曜無料 SGD25

日曜日の0:00~23:59までの使い放題はシンガポール国内のみ適用のため、海外利用時は要注意です。(SG国内は無料ですが、10GB超えると1Mbpsに速度制限)

ドコモの海外1dayパケやauやソフトバンクの世界データ定額だと、たったの30MBの利用で1日980円することを考えると、とんでもない安さと言える水準ではあります。

しかも、どこか一カ国でHAPPY ROAMプランをBUY DATAしておくと有効期限内であれば、滞在国が変わろうが同じ定額内で通信できるので、アジア周遊などにはかなりお得に使えます。

HAPPY ROAM利用時の注意点

HAPPY PREPAIDの注意点としてHAPPY ROAM(定額データ通信)を行うにはMain Balanceに最低SGD2以上の残高が必要です。

残高不足によりデータ通信が出来ない状態

ローミング先によっては、HAPPY ROAM適用後にMain BalanceがSGD5を下回った場合でもデータ通信できなくなります。(アンテナピクトはRマークを表示しローミング中を示していますが、4Gや3Gのマークがでずデータ通信不能に陥る)

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HAPPY ROAMで定額通信可能な18カ国について(2021年9月現在)

BUY DATAしておくことで、下表の国の対象キャリアは定額データ通信が自動適用されます。
対象国であっても、HAPPY ROAM対象キャリア以外に接続したデータ通信はHAPPY ROAMの定額は適用されず従量課金になります。

国名 HAPPY ROAM対象キャリア
シンガポール Starhub
日本 ドコモ または KDDI
韓国 SK Telecom または Olleh KT
台湾 Far EasTone(FET) または Chunghwa Telecom
中国本土 China Mobile
香港 3(Three)
マカオ CTM Macau
インドネシア 3、XL Axiate または Indosat
マレーシア Celecom または DiGi
フィリピン Smart
ミャンマー MPTまたはTelenor
タイ王国 TrueMove または DTAC
インド Bharti AirtelまたはIDEAまたはVodafone
オーストラリア Telstra または Vodafone
ニュージーランド 2Degrees または TNZ
イギリス 3(Three)
アメリカ T-MobileまたはAT&T
カナダ Rogers Communications

※最新の対象国はSTAHUBのHAPPY ROAM DESTINATIONS ページで確認できます。

対象国でスマホの電源を入れると、STARHUBから即座にSMSが届き対象キャリアを案内してくれます。
全ての国でSMSが届くかは確認していないため、旅行前に対象キャリアを調べておくと安心して接続できると思います。

海外ローミング中の音声通話発信方法

+国番号、エリアコード(先頭の0は外す)、電話番号で発信します。

日本の携帯電話090-1234-5678にかける場合は、0を外した上で国番号+81をつけて「+819012345678」として発信します。

HAPPY PREPAID SIMから国際電話のかけ方
+81・・・日本の国電話
90・・・日本の携帯電話(090から最初の0を外す、080なら80にする)
12345678・・・・電話番号

同様に「03-1234-5678」の固定電話にかけるのであれば、「+81312345678」となります。
+81・・・日本の国電話
3・・・市外局番(東京03であれば最初の0を外す)
12345678・・・・電話番号

Happy Prepaid SIM間での電話の架け方

シンガポール国内からStarhub回線に向けての通話方法
8桁の電話番号で通話できます。
例1)シンガポール国内→シンガポール国内のHappy Prepaid SIM
例2)シンガポール国内→海外ローミング中のHappy Prepaid SIM

海外ローミング中のStarhub回線間での通話方法
「+65」に続けて相手先の8桁の番号で発信します。
例3)オーストラリアでローミング中のHappy PrepaidSIMから、オーストラリアでローミング中のHappy Prepaid SIMあて。
例4)日本でローミング中のHappy PrepaidSIMから、オーストラリアでローミング中のHappy Prepaid SIMあて。

発信できない場合の原因

・残高は足りているか確認しましょう。
→ローミング先から日本の電話番号への発信は1分SGD6かかりるため、それ以上の残高が必要です。

・スマホは現地の周波数に対応しているか確認しましょう。
→古いスマートフォンを利用していて発信できない場合は、ローミング先で使われる音声周波数とスマホの対応周波数が異なる可能性があります。
ローミング先を変えるなどして試しましょう。

海外ローミング中の音声通話着信方法

相手にかけてもらう場合は、アプリに表示されている8桁の電話番号に、シンガポールの国番号65を付加して発信してもらいます。
※シンガポール回線以外から発信する場合は、どの国に滞在していようが65を付加します。
「+6512345678」
+65・・・シンガポールの国電話
12345678・・・Happy Prepaid SIMの8桁の電話番号

通話料は国によって異なりますが1分あたりSGD2程度です(HAPPY ROAM対象国でもそれほど安くない。。)
※海外の携帯電話は基本的に電話を架けている方、受けている方の双方に課金されます。

海外ローミング中のSMS

SMSの利用は1送信あたりSGD1くらいかかります。(国によって異なる)
受信は無料で可能です。

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