スリランカ コロンボ バンダラナイケ国際空港 – 詐欺・恐喝が横行する空港

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2017年11月:0泊4日でアジア中東7区間の乗りヒコ旅行

トランジットでコロンボ バンダラナイケ国際空港空港に訪れた際に空港の免税店で紅茶を購入したところ、早速詐欺にあってしまいました。

空港の免税店といえば、旅の最後にお土産を買うために利用する人も多いと思います。
スリランカのコロンボ空港では、ぼったくりや詐欺に遭い、旅の思い出を台無しにされないように警戒する必要がありそうです。

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そもそも、スリランカってどんな国?

マイナス面にフォーカスした言い方をすると、
・2009年半ばまで内戦で対立した民族を残忍に虐殺した上に、それを正当化した連中が国を運営、未だに差別や虐待を続けて国際社会から現在進行形で非難されている国。(何故か日本では報道されない)

・仏教国と名乗っているが殺人、詐欺、窃盗、性犯罪(男女・年齢問わず被害者が発生)という仏教で禁止されていることが、犯罪ランキングの上位にくるというとんでもない国。

・ムラ社会のため同じ民族ではなく、外国人を狙う卑劣な性犯罪が発生しすぎて、各国政府(特に欧州・豪州)から渡航注意をだされている国。

外務省安全情報による日本人の被害一覧

2019年4月22日:在スリランカ日本大使館によるとスリランカ全土で非常事態宣言と、夜間外出禁止令が発令されました。(https://www.lk.emb-japan.go.jp/files/000471084.pdf
2019年4月21日:コロンボ市内ホテル等で複数の爆発テロ事件が発生(日本人を含む多くの死傷者が出ました)
2018年10月29日:首相官邸・政府庁舎で政変に伴う発砲事件が発生し死傷者が出ているとの注意情報がだされています。
2018年5月3日:成田発のスリランカ航空機内で、貴重品盗難が多発している事案について注意喚起がだされています。

・ダンブッラで三輪タクシー運転手に目的地と異なる郊外の見知らぬホテルへ連れ込まれ性的暴行を受けた。
・コロンボ市内で,深夜,女性観光客2名が三輪タクシーを利用したところ,途中で運転手から乱暴されそうになった。
・観光地ゴール近郊のホテルで,部屋に侵入した従業員から性的暴行を受けた。
・出張中のビジネスマンが地方都市に宿泊したところ,夜10時頃に部屋のドアがノックされ,同僚かと思いドアを開けた瞬間,見知らぬ人物に棒状のもので頭部を殴打された。
・コロンボ郊外の田舎町に一人暮らしをしていた女性宅に強盗が押し入り,金品を奪われた上,性的暴行を受けた。
バンダラナイケ国際空港においてスリランカ人とみられる男2人にトイレに連れ込まれ,「金を出せ」と脅され,財布及びカメラを奪われた。

外務省の安全注意情報
http://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcsafetymeasure_006.html

2015年にも似たような事件が空港で発生しており、全然改善されていません。
バンダラナイケ国際空港において,制服のような服装をした者から,持ち物検査をする と言われて個別に小部屋に通され,財布を含む持ち物検査を受けた。出国後,目的地で現 金(日本円)を現地通貨に両替しようとしたところ,財布に入っていたはずの現金がなくなっていることに気づいた。

在スリランカ日本大使館の安全注意情報
http://www.lk.emb-japan.go.jp/jp/contents/anzen/anzennew2.html

コロンボ空港のお土産店、免税店が行う詐欺の手口

Boagawantalawa Tea(詐欺ショップ)

コロンボ空港の免税店による詐欺の手口は、口頭や値札と異なる金額をクレジットカードに請求するというものです。(10倍の値段でした!!)

当然レシートやクレカの控えは渡しもしませんので、こちらから要求することでやっと渡されます。(この時点でヤバイと気付き、その場でレシートの確認をすべきでした…。)

会計中に値札をはがしていたので、お土産用だから気を使ってくれる親切な店だなぁと思ってたら目の前で堂々と詐欺の準備をしていただけだったという…。(常習犯?)

観光地価格とか空港価格は良い気分はしませんが手間賃・安心料込みと考えて、その値段で納得して買ったなら文句はありません。
しかし、会計中に黙って値札をはがして、10倍の値段を請求するなんて行為は詐欺以外に表現しようもなく完全にアウトです。

2018年1月追記;
改めて1月の旅行時にこのお店に突撃してみたら、今度は5倍の価格でした。あまりにもイラつくので何も買わずに店を出ました。
前回はたまたま間違えた可能性もゼロじゃないかもと僅かに思っていましたが、この仕打ちはボッタクリが状態化していると思わざるを得ません。

この常習感はもっと沢山の被害者がいるんじゃ…?

ということで、この店(Bogawantalawa Tea)をググったら他にも被害者がたくさんいました。

そんな中で判明したのは、この店に限らずコロンボ空港内のお店ではボッタクリや詐欺は当然のように行われているという驚愕の事実。

…倍の値段をふっかけられました。商品はドル表示でしたが私はルピーで支払ったため、最初は気が付かず、あとで計算したところびっくり。頭にきたので店に戻り、店員にお金を返してもらいました。店員は「で、いくら返して欲しいの?」と開き直っていましたが。気づかれないために、ご丁寧にも私が買った商品のドル表示は剥がされていました。今思いだしただけでも腹が立ちます!!
http://4travel.jp/overseas/area/asia/sri_lanka/colombo/transport/10264575/tips/12609604
4travel バンダラナイケ国際空港 (CMB)の口コミより

Mlesna Tea 空港販売店のボッタクリに注意

帰国時、スリランカ出国後の2Fの紅茶店でお土産を買おうとする事が多いのですが、Mlesnaの店はよく
(1) 値札のシールを剥がしている
(2) 市内の価格の数倍~10倍のボッタクリ価格を告げられる

https://www.tripadvisor.jp/ShowUserReviews-g293961-d2414735-r124137505-Mlesna_Tea_Castle-Sri_Lanka.html
Tripadvisorの口コミより

他にも…
・空港トイレを利用したら職員にチップを要求され断ったら睨まれた(そんなルールはないので、空港警察に通報しましょう)
・空港タクシーがそもそもぼったくりだった(タクシー配車アプリのUBERを利用しましょう)
等の情報がわんさか出てきます。

セキュリティチェックを抜けた空港の制限エリア内といえば安全なイメージがありますが、コロンボ空港ではこのようにショップによる詐欺が横行していますので警戒すべき場所です。

外国人はスリランカ人より所得が高いから配慮して多少のぼったくりは受け入れろ?

そもそもお金は犯罪行為で入手するものではありません。

他人を不幸にして利益を掠め取ることを覚えた悪人がどうなるかは、今現在もスリランカで外国人を狙った犯罪やぼったくりの多さが証明していますよね。

貧しいからと悪事を見逃すことが、本当に彼らを助ける事になるのでしょうか。

そして今回の犯行が行われたのは、スリランカ最大のコロンボ空港でセキュリティチェック通過後のエリアです。

空港でぼったくりや詐欺を避けて購入する方法

詐欺ショップに運営資金を与えないために、紅茶やアーユルヴェーダ商品をお土産にするなら、空港へ行く前にスーパー等で購入しておくことが一番スマートですが、それを言っても仕方がない状況があると思いますので回避策をいくつか。

紅茶ならスリランカ航空の機内販売を利用しよう

スリランカ航空の機内販売限定紅茶 USD6
スリランカ航空で帰国する方は機内販売で紅茶を購入するのがオススメです。
取り扱いブランドは、JAF TEA、Dilmah、MABROC、TEA TANGといったスリランカの高級紅茶メーカーの品が揃っています。

事前予約でスリランカ航空の機内販売が30%オフ!

しかも機内販売を事前予約しておけば、機内販売の紅茶は30%オフになります!

スリランカ航空機内販売プレオーダー(https://www.srilankan.com/en_uk/flying-with-us/pre-order/0)

JAF TEA
特にオススメなのはJAF TEAです。
1944年創業の老舗で、高級ホテルやスリランカ航空のビジネスクラスやラウンジ、日本のANA空港ラウンジ等でも採用されている信頼のブランド。

特に機内販売で搭載されているEarl Greyは、薫り高いのは当然として、花が入っていたり目でも味でも楽しませてくれます。
この品質のお茶がお洒落な金属缶に入って175gでUSD6という価格です。
コロンボ空港ではJAF TEAは販売していませんので、機内で買える機会があれば忘れずにゲットしましょう。

なおJAF TEAは日本のAmazonや楽天でも購入できます。

スリランカ航空の機内販売ではDilmahの取り扱いもあり

dilmah
ディルマの紅茶も、500gで数万円とも言われる高級なシルバーチップティーを含む、4種類のアソートセットがスリランカ航空の機内販売でUSD30で購入できます。
ちなみにディルマは世界中の中~高級ホテルや、JALラウンジに置いてある有名なブランド紅茶です。

他にもTEA TANGのkgあたり十万円は堅い超高級ゴールデンチップスと、シルバーチップスの紅茶セットがUSD70で機内販売されていました。

どうしてもボッタクリの横行するコロンボ空港で買う必要がある場合は

値札を確認して、お釣りの出ないように1点ずつ現金で購入するのが安全です。

まとめ買いしたら請求額の桁が増えてた…。
口頭で説明された金額と実際の請求額が異なっていた…。
なんて手口を避けるためです。

そこまで徹底しなくても、お釣りの出ないぴったりの額で購入するようにしましょう。もちろん計算は自分でします。

ちなみに、空港内の紅茶はそもそも現地スーパーの数倍の値段で売られているようですので、ブランドによっては日本に帰国してamazonや楽天なんかで購入した方が安くついてたなんてこともありえます。

TEA TANG
2018年1月追記;
コロンボ空港のTEA TANGのお店では値札通りの価格で買えました。(ただし空港外の値段がいくらなのかは不明です)

スリランカの空港で詐欺・ボッタクリ被害にあってしまったら

近頃安全な旅行ばかりで、平和ボケしていた自分を律するいい機会になりました。(皮肉)

失ったものが戻ってくる可能性はありませんが、それでも出来ることがあります。

SNSやブログで情報を積極的に発信しましょう!

スリランカはマイナーな国なので、よく調べずに訪れて騙されてしまう日本人がたくさんいると思います。

旅行会社が発信してる情報はスリランカの良い事しか書かれていませんからね!(だってスリランカに客がこないと潰れちゃうもの。)

Twitterやブログ等で正しい情報をシェアすることで、スリランカでの詐欺やぼったくり被害者を減らす効果が見込めます。

それに、騙された日本人が増えると、日本人は騙しやすいなんて思われ重点的に狙われる可能性がありますからね!

詐欺られたらカード会社へ通報しましょう!

詐欺ショップで、クレジットカードを利用していたら、カード会社に電話して苦情を伝えましょう。
カード会員からの苦情が増えれば、カード会社は店との契約を打ち切ります。(犯罪に加担していると思われたくないため)

海外のカード文化の発達した社会で、クレジットカードが使えない店はどういう扱いを受けるかというと、信用力の足りないヤバイ店だとみなされ、人が寄り付かなくなります。

また、カードの補償が充実しているAMEXなら返金もありえます。(今回、詐欺られた店はそもそもAMEXが使えなかったので、既に契約を切られていた可能性もアリ)

おわりに

折角の楽しい旅行を台無しにされないためにも、スリランカのコロンボ空港を利用する場合は十分気をつけましょう。
国際空港でさえこのレベルなので、市内はもっと悪質な詐欺ぼったくりが溢れているようです。(ググってる最中に沢山みつかりました)

COLOMBO AIRPORT
…そして、仏像のすぐ横で詐欺をはたらける倫理観をもつ不逞スリランカ人が一日も早くいなくなり、仏教国の名に恥じない浄土となりますように。(皮肉じゃないよ)

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