ドバイから日本への出発便が深夜AM2:35と変な時間だったため、コンラッドドバイをチェックアウトしてから空港へ行くまでの休憩用に安いホテルが無いか調べました。
その最中にアラブ風の雰囲気の一風変わったホテル「アフマディーヤ ヘリテージ ゲストハウス」を見つけました。
まず、気になったのは「ゲストハウス」と言う部分。
これまでゲストハウスやユースホテルといった安宿は南京虫やGが湧いてそうな偏見があり一度も利用したことがありません。
次に、ホテル予約サイトの口コミも、アフマディーヤ ヘリテージ ゲストハウスの清潔感やキレイさに関する話題はなく、本当に心配です。
もしも案内された部屋の清潔後が想定以下だったら、即座にチェックアウトして空港へ向かうという前提で予約しました。
ちなみにキャンセル不可の宿代は1泊8,000円程度とゲストハウスにしては高めの設定でした。
時期によっては6,000円以下で泊まることも可能なようです。
アフマディーヤ ヘリテージ ゲスト ハウスへのアクセス
AL Ras駅から徒歩3分の便利な立地
ドバイに来て思ったのは、地下鉄ドバイメトロがとても清潔だということ。
ニューヨークやヨーロッパの地下鉄に比べると何百倍も清潔で、汚したら罰金刑もあるため東京の地下鉄と比べても数倍きれいです。
そんなドバイメトロのAl Ras駅から徒歩3分のところにAHMEDIA HERITAGE GUEST HOUSEはあります。
駅出口からはほぼ真っ直ぐな道ですが、ゲストハウスにたどり着くまでは裏路地的な小道を通る必要があるため、ドバイの治安は良いと分かっていても多少不安に感じるかもしれません。
アフマディーヤ ヘリテージ ゲスト ハウスの周辺環境
写真右手は歴史建築物に認定され現在は無料の博物館となっているHERITAGE HOUSEとAl Ahmadiya Schoolで、左手側は現役のモスクです。
奥にある白い建物がAHMEDIA HERITAGE GUEST HOUSEです。
周りの雰囲気は20世紀後半の旧市街と言う感じで、隣のモスクはお祈りの時間になると大音量のアザーンが流れ異国感はバッチリです。
スークも徒歩圏内ですし、対岸への渡し舟アブラ乗り場も徒歩圏内です。
チェックイン
チェックインカウンターでWiFiのパスワードとゴツイ鍵を渡されました。
物置だと思っていた扉はどうやら部屋のようです。
南京錠で施錠する扉にヘリテージを感じますね。
ヘリテージ ルーム 106
一見クラシックな感じはしますが、築10年も経ってなさそうなレプリカ臭がプンプンしますのでむしろ清潔で警戒心も薄れてきました。
懸念していた蟲の巣くったクッションやらは当然存在するはずもなく、化学物質でコーティングされた壁や床は雑菌すらいなさそうな清潔感さえ漂わせています。
レプリカっぽい一因ですね。
家電製品はインドやパキスタンで流通してそうなよくわからないもので、民家っぽさを上手く再現していますね。
バスルーム
シャワールームにはバスタブはなしです。
アメニティは、原材料すら記載のないよくわからないもの。
蛍光色という時点で使うのを躊躇しちゃいます…
屋上からの景色は雰囲気抜群
20世紀の旧市街感がします。
ロビー
屋上からの帰りは回廊からロビーが丸見え。
普通のカフェのようですね。
白タク営業された
チェックイン時にExpediaのサービス欄に空港までのシャトルバス利用可能とあったので受付の女性に聞くと、そのサービスはやってないとのこと。
同僚がAED50で送迎すると白タク営業をされましたが、お断りました。
いざ空港へ向かう時間になってドバイメトロが営業時間外ということに気付きました。
チェックインカウンターにいた受付の男性にメータータクシーの手配を頼むと、大通りまで出るとすぐ拾えるからと大通りまで荷物を運んで、タクシーを捕まえてくれました。
ちなみに、ドバイ空港までのメータタクシー代はAED40で白タクで提示されたAED50より安かったという。
昼の受付にいた白タク営業女性と、夜の受付にいた大変親切な男性とで真逆の評価ですが、従業員が白タク営業かけること自体がアウトだと思うので総合的にはいただけません。
AHMEDIA HERITAGE GUEST HOUSEについて
立地はドバイメトロAl RAS駅から近く、スパイススークも徒歩圏内と大変良いし、高層ビルが林立するドバイに在って、旧市街の20世紀のアラビアっぽい雰囲気は抜群。
ただし、ヘリテージとあるがレプリカによるもので、テーマパーク的なヘリテージです。一方で本物の古民家でないため、清潔な点はプラスに働いた。
建物の壁は薄く隣のモスクからアザーンの大音量が部屋に流れ込み、ド短期滞在にはいいだろうが、ゆっくり滞在やリラックスしたいという状況でこの壁の薄さはツライと思う。
良い点とダメな点を理解して利用するなら、面白い旅の思い出となる場所だろう。
客室内にあったパンフによると、ドバイ歴史地区で同系列のゲストハウスを3軒運営しているようです。
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